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カテゴリー:Art


2012年1月21日

クレーとカンディンスキーの時代

 仙台からの帰り宮城県美術館による。1週間前から開催中の開館30周年記念
クレーとカンディンスキーの時代」展
 (宮城県美術館・宇都宮美術館所蔵作品による)

12012104.jpgヴァシリー・カンディンスキー 商人たちの到着 1905年 宮城県美術館蔵

 宮城県美術館は常設でもクレーやカンディンスキーの作品が普段から見られる。クレーは好きな作家。その白い土壁のような画面に淡い色をかけたような表現は幼い頃、石に触れる機会が多かった所から来ているのではないか、という説明が興味深かった。
 石版や木版画、エッチングなどの版画作品が多かったけど版画の「線」はやっぱり美しい。ダイレクトに描いたものとはまた違う味わいがあって版画の線を楽しんだ。
 大好きなエゴン・シーレやクリムトの作品も数点あった。エゴン・シーレもクリムトも作品が素敵なのは当然だけどサインが好きだ。エゴン・シーレのサインなんてそれだけでうっとり。
 サインだけで売れたなんて揶揄もされた(それはやっかみだよね)ベルナール・ビュフェのサインより断然好きだ。

 展覧会には関係ないけど個人的に一番好きなサインは若くして無くなってしまったイラストレーター、ペーター佐藤さんのもの。これをエントリーしてるMacの横にもPATERとサインされた小泉今日子のパステルのポスターが貼ってある。基本的に人を入れない僕の部屋に誰かをお招きする事になるといつも言い訳が大変だ。初老の親父が小泉今日子のポスター部屋に貼ってあったらひく。言っとくけど、ペーターのパステルを見ていたいから貼ってるんだからね。

 仕事が押してるのでゆっくり見たかったのだけど駆け足で見るだけで、常設の松本竣介も見ないで速攻帰って幼なじみのサイト作りな雪の日。

2011年12月 1日

K-SALONへ

 午前中の仕事が予定より早く終わったので速攻シャワーを浴びて仙台へ。

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 K-SALONで今日から始まったウエノイチローさんの個展。

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 大震災の後、みんなを元気づけている「富士山」

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 唯一無二の富士山を額の中に幾つも並べる発想も面白い。見てるだけで元気が出る。勇気が湧く。(バラ売り可ですよ・笑)

 彫刻が好きすぎて彫刻キチガイを略して「チョウキチ」と皆に呼ばれたというご婦人が会場にみえた。思わず人の個展会場で彫刻談義で大盛り上がり(イチローさんごめんなさい)。絵画が好きという方は少なくないけど、この年代の方で彫刻こそが好き、という方は滅多に合うことは無い。忠良さんや保武さんと3人で会っていたという裏話も面白かったし流さんや片岡球子さんの話も面白かった。

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 僕がイチローさんの作品で一番好きなのは青を基調とした「街」の作品だ。この3点の作品の中で一番好きな作品もご婦人と一緒だった。人の個展でいい出会い。ありがとうございました。

 ウエノイチローさんの個展は日曜日までですよ。

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 帰り道。5時で真っ暗。

2011年11月26日

フェルメールからのラブレター

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 宮城県美術館に世界に30数点しかないフェルメールの絵が宮城県美術館に3点も来るんだよと美術教室でMikiちゃんと話をしていたら、一度も行ったことが無い宮城県美術館に行って見てみたいという事になり、今日の美術教室は番外編で「フェルメールからのラブレター展」を見に行くことにした。
 Mikiちゃんと、仲のいい友だちと、その妹と、そのお母さんでカミさんの友だちと、カミさんと、僕とで総勢6人になった。

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 宮城県美術館。第2駐車場に回されるほどの盛況。入場券を買うのにも並び入り口にも人がごった返していたので一度退室して作戦会議。先週の土曜日に加ト吉さんが美術館からツイッターでツイートしてたので混み具合を質問したら

@tamaki フェルメール展ですが結構混んでます。展示43作品中、フェルメールの作品は3点で、順路の一番奥の部屋にあり、そこまで順当に見ていくと相当時間を要します。フェルメール作品の部屋は皆さん並び疲れてか意外に混んでいないので、子ども達がいるならあえて順番を崩すのも手かと。
と、すぐにリプライをいただいていたので、その作戦で行くことにした。
 まずフェルメールの3点をゆっくり鑑賞。

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手紙を書く女

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手紙を書く女と召使い

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手紙を読む青衣の女

 アムステルダム国立美術館での修復作業後、本国オランダより先駆けて世界初公開。会場に修復前と修復後の写真が並べて展示されていたけど、宝石でもある高価なラピスラズリを砕いた顔料ウルトラマリンの青の輝きが雲泥の差。実際、青の色は美しかった。

 その後、それぞれ自由に会場の作品を観て回り見終わった後がお楽しみ。展覧会を見る前にみんなに提案した事がふたつ。
「一番好きな作品を後で言い合おう!」
「自分の部屋に飾りたい作品を1点、展覧会の作品全部の中からプレゼントしてもらえるとしたらどれがいいかを言い合おう!」
 「好きな作品」と「自分の部屋に飾りたい作品」は違うことが多いのです。その違いも面白い。皆がどれを選ぶかも興味津々。

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 まず、フェルメールの3作品で部屋に飾るならどれ?を報告し合う。結果は
手紙を書く女 0票
手紙を書く女と召使い 4票
手紙を読む青衣の女 2票
でした。僕は圧倒的に「手紙を書く女と召使い」でした。検討の余地も無いくらい。

 その後、みんなで「これが私の好きな作品」とか、「これが今回の作品の中で一番好きな作品だけど、部屋に飾るのはちょっと恐いから自分の部屋に飾りたいのはこの作品」とか報告し合いながら会場中を縦横無尽に動き回った。「順路」なんて関係無い。「へー!」とか「意外!」とか「わかる!」とか笑い声を「しーっ」とか言いながら動きまわって楽しかったなぁ。

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 フェルメールは「カメラ・オブスクラ」を使用して下描きした事が研究によって確実視されている。(カメラ・オブスクラを知らない方はリンクをクリックしてください。わかりやすい説明です)実際の景色を写してトレースすることでデッサンの代わりにすることが可能だった。キャンバスには消失点を決めるためにヒモをピンで留めた穴が残っているものもあるという事だ。
 美術館の一画にはそのカメラ・オブスクラを現代の100円シップで安く手に入れたレンズとトレーシングペーパーと段ボールの空き箱で再現したものが「手紙を読む青衣の女」の小道具を再現したものの前にセッティングされていて自分が絵の主人公になった姿を写すことが出来る面白い試みがされていた。

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 そしたらやるでしょ(笑)それにカメラ無しで行動することが無い僕のポケットにはコンデジがある。みんなが「手紙を読む青衣の女」になったところを激写してやるぜ!
 こんな感じ。手前右が現代版、段ボールで作られたカメラ・オブスクラ。奥が絵画の世界を再現した舞台装置と用意された青い衣。
(プライバシーに配慮して小学校4年生の女の子の撮影風景の顔の部分だけはフェルメールのオリジナルの絵と合成しました)

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 プライバシーに配慮して小さめの画像にしておきます。この中にはこちらを見て笑って写った人もいるのですがもちろんアップしないでおきます(笑)みんなにはプリントして渡しますよ。

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「手紙を読む青衣の"カミさん"」

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「手紙を読む緑のL.L.Beanの"俺"」

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 カメラ・オブスクラで見た宮城県美術館の入り口付近。

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 アリスの庭と呼ばれるフラナガンの兎の彫刻のある中庭を抜けて裏庭へ。

 みんなで新宮晋の動く彫刻の前で記念写真を撮った。カミさんと行くのは別にして、何人もで美術館に出かけて素敵な作品を観るなんて学生の時以来かもしれない。作品を見る時は心を解放していないと楽しめないから気を使う人となんかもちろん行けない。そういう意味で6人で見たのにこんな幸せな気持になれた、というよりみんなで見たからこそ楽しい時間をくれたみなさんに感謝。原発や放射能の事を忘れることが出来るひと時だった。(もちろんガイガーカウンターで測る事は忘れなかったけどね・笑)

2011年11月24日

神戸の彫刻

 神戸市は日本で最もパブリック・アートの設置数が最も多いところ。神戸市内全体で400弱はあるだろうか。写真だけで知っていて見てみたいと思っていた彫刻の直ぐそばにいるのに、このまま帰れない。朝食後、午後の新幹線まで「野外彫刻ひとりで勝手に観て回るツアー」を決行。地図を片手にひたすら歩いた。どうしても見たい作品を見逃したくなくてコンビニで水を買う事も忘れ6時間歩き続けて久しぶりに足に豆が出来て潰れた。楽しかった。
 一度にたくさん見ることで野外彫刻が街に当たり前の様にある事はどういう事なのか、街に合う作品、大きさ、意義を感じることが出来た。全部ではないけれど僕が今日見てきた彫刻(+α)の一部をお裾分け。興味のある方はどうぞ。(続きを読む "神戸の彫刻" »をクリックすると野外彫刻の写真がたくさん現れます)

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 写真はみなと異人館(現在は閉鎖)

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野外彫刻番外編:鉄人28号

続きを読む "神戸の彫刻" »

2011年7月14日

作品展搬入

 東日本大震災のチャリティー展の作品搬入。

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 石神彫刻工房の平泉さんと高橋健太郎さんらと作業する。

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 明後日から7/24まで「5人の彫刻展」が開催されます。お近くの方は是非、足をお運びください。土日は在廊の予定です。柴田町の「アートスペース 無可有の郷」詳しくはこちら

2011年6月23日

「5人の彫刻展」のお知らせ

東日本大震災チャリティーイベント「5人の彫刻展」に参加します。




大震災を受けての作品展なので今まであまり展示したことのない「KI・ZU・NA」シリーズをメインに展示しようと思っています。「KI・ZU・NA」シリーズは切っても切れない縁をひとつの石から切り出した2つ、3つの石の輪で構成した作品です。

2011/07/16(土)〜07/24(日)
10:30 – 17:30(入場は16:30まで)

※詳しくはこちら


※売上金の一部は義援金に充てさせていただきます。

参加作家関連リンク
伊藤 聖悦
岡田 純子
高橋 健太郎
平泉 正司
山中 環

田舎のアートスペースの地図はこちら。
土曜日と日曜日は基本的に会場につめてますので迷ったら電話を。

より大きな地図で ギャラリー を表示

2011年6月19日

ルネ・マグリットの雲

 今日の"guardian.co.uk"の"Art and Design"で僕の好きな画家のひとりルネ・マグリットが取り上げられていて表現活動をしている人たちがそれぞれの思いを語っている

 ジェフクーンズ

Whenever I drive in any mountainous region and look at the line against the sky, I think of Magritte. And whenever I see beautiful, perfect clouds in the sky, he's the first thing that comes to mind.

 ”美しく完璧な雲が空に浮かんでいるのを見た時に最初に浮かんでくるのはマグリットのことです。”

 で、個人的にとても面白かったのが空にいかにも「雲」な雲が浮かんでいると思わずマグリットを思い浮かべるのは僕だけではなかった、ってこと。
 2/24にも思わず携帯で写真を撮って
11091902.jpgマグリットが描いた絵のような雲がちょっとわざとらしく空にいくつも浮かんでる。
とツイートした。
 大地震による原発事故で人生をねじ曲げられる20日ばかり前だ。 泣けてくる。何気ない毎日がどれだけ貴重なものだったか、日々思い知らされている。


 マグリットの作品が画像をどんな風にでも加工できるPhotoshop以前の作品であることにふたりの作家が触れていることも興味深い。マグリットが生きている時代にPhotoshopがあったらマグリットは油絵の具とPhotoshopのどちらを選んだだろう。何でもツルツルになってしまうPhotoshopではなくて生々しい感じと良い意味でちょっとチープな感じ(そこも大好きなポイントなのです)は絵の具を使って描いたからこそだと思う。Photoshopの無い時代に生まれてくれて良かった・笑

JEFF KOONS Artist
It is hard to imagine a lot of the computer programs that we work with in daily life, such as Photoshop, without the influence of Magritte. We owe to Magritte the many ways that we see the world through transparency or gradation.

GAVIN TURK Artist
In a way, there's a non-threatening but uncomfortable sensation. In an era before Photoshop, he slammed together things from different worlds and played with scale.

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 僕がマグリットの絵の中でも特に好きな作品のひとつ。(guardianのサイトであと6枚見られます

それにしても、マグリットのように雲を描くのは難しい。

2010年9月 1日

横で眠っている小春

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2010年8月12日

仕事場のプレハブ小屋

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2010年3月29日

佐々木悟郎

 最近、(朝日)新聞を開く一番の楽しみは連載小説だ。といっても小説は読まないんだけど(ごめんなさい)。佐々木悟郎さんの新しい絵を毎日のように見られるからだ。わくわく。
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 今は亡きペーター佐藤さんと佐々木悟郎さんのイラストは若い頃からずっと変わらずに大好き。新聞の挿絵といっても今ではカラーの時も多くて幸せ感がさらに増す。(東北の僕の住んでいるエリアは夕刊がないので1日遅れで朝刊?に記事が混ざって構成されるので白黒になる確率多し)明日はどんな絵が見られるだろう、わくわく。

佐々木悟郎 公式サイト

2010年3月25日

「医学と芸術展」カタログ

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 先月末に見に行った「医学と芸術展」が美的体験とは違う意味も含めてものすごく面白かった。最終日に見に行ったせいかカタログが売り切れで増刷後の発送を頼んでいたのが届いた。

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 これは不治の病で死ぬことを運命づけられた人の生前と死期を対比させたヴェルター・シェルスのモノクロームの写真による作品。(もちろん本人と家族の了解を得た上での撮影、発表)
 カタログをめくりながら展覧会で見た作品を思い出していた。それだけでなく詳しい解説を読んで新たな発見もあってあきらめずに買って良かった。福岡伸一さんも文章を寄せていたりして「美術本」としても改めて楽しんでいる。(ちなみに発行は平凡社)

 「死」があまりにもタブーになっているこの社会は不健全ではないだろうか?

 「死」をすぐ人のせいにしたり管理責任を問う社会は不健全ではないだろうか?

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 昔(ブログが無い頃に手打ちで毎日のように日記を書いてホームページにアップしていた頃)の”管理”と”個人”について書いたことを思い出してMacの中を(これを書いていた頃はWindowsだけ持っていたんだったなぁ)ごそごそしていたら出てきたので転載。イラクでの日本人人質でいわゆる「自己責任」論がマスコミをにぎわす事になった数年前。今でもあの時、自己責任を「他人」に迫っていた人がたくさんいたことを思い出すと怒りがわいてくる。

2001年02月23日(金)

堀江謙一さんが40年ぶりの太平洋単独無寄港横断に挑戦する。元気が出るねえ。かっこいい62歳だなあ。最初の横断のことを綴った「太平洋ひとりぼっち」はドキドキワクワクの熱血興奮本。体重計の無いヨットで体重を計るには自分の手首の太さをもう片方の手でまいて測ればかなり正確にわかるというのを読んで、海外旅行の時なんかに体調管理に使ってる。確かに結構正確。普段のサイズさえ把握しておけば。

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堀江さんが太平洋単独無寄港横断に挑戦しようとした時最大の敵は"日本"だった。冒険を認めず旅券を発行しない。どうしてもやりたかった堀江さんに残されていたのは"密出国"という手段だけだった。何度も海上保安庁の巡視船に止められ海に出るまでは相当大変だったみたい。で、困難を乗り越えてサンフランシスコに着いた時、日本は"密航者"を掴まえようとてぐすね引いてた。そん時のアメリカは偉かったねえ。「コロンブスが強制送還されていたら、今日のアメリカは存在しなかった」として堀江さんを名誉市民として受け入れ米国政府も入国を認めるどころか勇敢な冒険者を大歓迎で迎えたんだから。もちろん堀江さんを犯罪者扱いしてた日本もアメリカが認めたのでそっこー手のひら返したんだけど、これはかなりかっこ悪いぞ。まあ、国が最初に何かを認めてあげるのは稀有なことで死んでから賞をあげるよーな国だからしょーがないけど。

これは国だけが悪いんじゃなくて一人一人の意識の問題なんだろうけど、個人の権利を個人に返して欲しいな。責任が一緒についてくるのも当然受け入れることになるんだけど。イタリアのピサの斜塔に行った時のこと、本当に塔が傾いていることや石の螺旋階段が長い歴史の中で多くの人が通ったところだけ磨り減っているんだけど、傾いた塔の中だから平衡感覚がおかしくなるので磨り減った部分が傾きにあわせて蛇行していたことよりも今でも一番印象に残っているのは、歩きたい人は傾いた塔の柱の外を歩いても良いということ。上の方の階の柱の外側、数10cmのところ歩いてつまづいたりしたらもちろん落ちて死んじゃう。だけどそれは、それをやりたかった個人の問題で塔の管理責任なんか問われない。まっとうな感覚だと思う。あんまり人のせいにばっかりしてるとやりたいことがやれなくなっちゃう。それになれていると全く車のこない横断歩道でも赤信号だと渡らない世界でも稀有な家畜化された人間になってしまう。自分で考えることより機械的な信号を優先させて。しかも新聞に赤信号を渡ってる人がいますなんて投書されちゃうからね。(笑)
そんな中だから、自分の責任で考えて行動している堀江さんがよけい自立した人間として際立つんだろう。横断は何度も成功してるからうまくいくのがあたりまえなんてつい思ってしまうけど、毎回が命がけの冒険なんだろうな。御成功を心より祈ります。無事に帰ってきてね。

 10年近く前の文章だけど考えが変わってない。成長しないというか何というか。。。

2010年3月24日

仙台彫刻散歩

 用事で仙台へ。中途半端に時間が。コンデジを持っていたので普段良く目にしている仙台の彫刻をカメラで撮りながらブラブラする。定禅寺通りにはグレコ、クロチェッティ、マンズと3人のイタリアの彫刻家の素晴らしいブロンズがあるけどそれ以外にも街中にたくさんの彫刻がある。

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 作者がわからないんだけど、白御影石の彫刻。

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 一色 邦彦「季の杜に」

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 こんなのもあった。彫刻と言うより記念碑的なものだろう。第4代横綱の「谷風」。身長189センチ、体重169キロの等身大で作られているらしい。

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 吾妻 兼治郎の「時の広場」

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 グルジアを代表する彫刻家、ジュンベル・ジキアの石彫。この彫刻が制作された1997年の国際彫刻シンポジウムin仙台に僕はアシスタントとして参加した。指を怪我をしたジキアを毎日、病院に連れて行ったり制作の手伝いをした。ジキアがロシアのカルムイキア共和国で国際彫刻シンポジウムが開催されるという話を教えてくれて念願だった海外のシンポジウムに参加して彫刻を制作するという夢を叶えてくれた思い入れのある作品。写真に撮ったのは初めて。

2010年3月22日

有元利夫展

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 カミさんと郡山市立美術館へ。休日ETCで1000円だし。

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 バリー・フラナガンのうさぎ。宮城県美術館の中庭にも別の野兎の作品がある。日本人に人気があるみたい。

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 青空に映えてきれい。(今日1日中小雪がちらつく寒い日だったけど)

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 郡山市立美術館は日本有数の白御影石の産地、福島県にあるせいだろうか白御影石をふんだんに使った建築。フラットに磨いて使うという石を使う時によくあるありきたりな使い方ではなくて、割れ肌や自然の肌を積極的に使った設計で館内に入る前に個人的に僕は相当テンションがあがってしまう。著作権の権利の主張ばかりしてアメリカのような裁判好きの国になりつつある日本では、こんな敷石のせいでつまづいて怪我をしたといって訴えられないか心配になる。割れた石のエッジでは手を切るかもしれないし凸凹だしそれを考慮して今ではこんな設計はなかなか実現しないだろうけど本当に素晴らしい建築だと思う。だから、いつも(他には人がいることはあまりないんだけど)この石舞台に入りこんで石の肌や割れた感じを楽しむ。

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 この貼石だけ楽しんで館内に入らないで帰ることもあるんだけど(笑)今日は展覧会を見るために高速を飛ばしてきた。日本の平面の作家の中で僕が特に好きな有元利夫の作品をまとめてみられる貴重な機会。もちろん素晴らしかった。部屋毎にカミさんと一番好きな作品を言い合ったらほとんど違っていた。ひとつだけ一致したのはやはりこの作品だった。

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「花降る日」1977年。(安井賞特別賞)この作品だけでなくほとんど全ての作品の額縁が金色だった。

 展覧会で好きな作品をひとつ選ぶのは昔から良くやっている。この時面白いのがただ「好きな」のを選ぶと教科書的な世間的に評価の高い物になりがちだけど1点もらえるとしたら、とか1点買うとしたら、と考えると全く違う作品を選ぶのが我ながら面白い。自分の家の居間に飾るために選ぶのと一般的に一番好きな作品は違うことが多いんだよね。切実感が違うのかな。

2010年3月14日

高山登展

宮城県美術館高山登展を観に行った。

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 中庭も作品で空間を形作って迎えてくれる。今回の作品は全て(再構成ではなくて)新作。

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 作者自らの制作による「枕木」で構成された空間。

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 枕木だけでなくグランドピアノや金属のベッド、コンクリート、映像と音の要素なども使って構成されていた。

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 「絵画的」な要素も感じられる美術館のエントランスホールに組み上げられた金属と枕木。

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 今回、僕が一番気に入ったのがこれ。「地下動物園2010」アリスの庭とよばれる美術館のハーフミラーと煉瓦で囲まれた空間に今まで一度も開かれているのを見たことの無かった扉が開いていて、そこから中を覗くように見る。本来は倉庫のスペースらしい。館内の作品は作品内部に取り込まれるように鑑賞できるけど覗き見するようにしか見られなかったのが逆に良かったように感じたし匂いと密かな光が作品を際だたせていた。

 今日を選んで行ったのは展覧会の関連企画でシンポジウムがあり作家の高山登氏と美術評論家の椹木野衣氏と高島直之氏による対談「高山登のいまを語る」という企画があったから。特に椹木野衣氏の話を直接聞けるのを楽しみにしていた。椹木氏は東京から朝着いて展示作品を見た、その美的体験をなんとか正確に表す言葉に変換しようとする真摯な態度が興味深く作品と対峙した時の体験を「静けさや明るさから歌声が聞こえてくる」と表現したのが印象的だったし共感するところが多かった。(この言葉も体験を言語化するための試行錯誤で発している言葉のひとつなのでこれが正解として提示されたわけではないことを記しておきます)

 僕は映画でも読書や展覧会で感動を受けてもそれを言語化する能力が全く欠如している。カミさんと映画を見に行っても見終わって僕が言うのはほとんどの場合「良かったね」か「つまらなかったね」のどちらか。美的体験や経験を言語化することが出来るのはうらやましいなぁと思いつつ自分には難しいことなのだと改めて感じた。
 だけどせめて感想らしきものを残してみる。。。 個人的には「枕木」を使うという事それ自体にはあまり意味を感じることはなかった。並べたり積んだり組んだりするためには同じ形の物の方が都合が良いということと、素材に相性としての使いやすさがあったということくらいで。それよりそれを使って空間をどう構成したか、と言うことと中に入って見るのか外から見るのかのぞき見るのかという事に意味があると思った。。。駄目だやっぱ言語化は無理だ。
(このエントリーの写真は盗撮ではありません、念のため。フラッシュを使わなければ撮影が許されました。著作権ばかりを声高に主張する輩ばかりの今の風潮の中ですばらしい)

 美術館の中庭では新宮晋さんの「時の旅人」が今日も風に吹かれてゆったりと動いていた。いつ見てもおおらかで気持ちが良い。

 いつも宮城県美術館に来ると見る大好きな松本修俊介の作品、特に「画家の像」を常設展でゆっくり見て帰る。

2010年3月 7日

Loretta Lux

 guardianのサイトの記事"The New Review's Month in Photography"で動画の2枚目に出てくる作品に一目で心を奪われてしまって「Loretta Lux」という作家を知った。子ども達の肖像画を多くの作品にしている。写真家というより作家と言った方がいいのだろう。衝撃を受けたのでメモ。


※写真は公式サイトより(公式サイトはこちら

2010年2月28日

おのぼりさんの美術館巡り

 国立新美術館森美術館に出かける。どちらの美術館もまだ行ったことが無い。六本木は縁の無い土地。地図を手に完全なおのぼりさん。

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 都営大江戸線「六本木駅」から歩き始めたら安田侃の「妙夢」を発見。大理石の作品は何度も見てきたけどブロンズは初めて。

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今、これを書くために調べたら東京ミッドタウンにはこれ以外に僕の見たかった大理石の「意心帰」も設置されていることを思い出した。階段を降りれば見ることができたのに残念。

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 少し歩いて、国立新美術館。雨の予報の中なんとか天気が持ってくれて幸せな初対面。

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 美しい。思わず写真撮る。

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 黒川紀章、すごい。この斬新で自由な発送を晩年でも平気でしている。


 企画展はルノワール展だった。学生の頃から国内外でたくさん見ているのでそちらはパスして「東京五美術大学連合卒業・修了制作展」を見る。圧倒的な量の作品がこれでもか、と展示されている。主に立体を見て回る。それにしても。これだけの作品があふれている中にさらにもうひとつ自分のものを提示する、その意味と可能性を考えさせられる量だ。そして若いエネルギーが渦を巻いていた。今時は感想を書き込めるように作品の近くにノートが置かれポートフォリオや名刺、ハガキなどでアピールしていた。特に気に入った作品はふたつ。みんな写真を撮りまくっていて僕もそのふたつの作品は撮ったのだけど掲載はまずいだろうから名前だけメモ。
・久保田ゆきさんの「雲のまにまに」(2010/03/04追記:膨大な作品の中からこの作品を気に入った人が僕以外にも居たようで写真もアップしていたのでリンクを貼っておきます
・佐々木諒さんの2メートルを超える木に黒く着色をして表面を細かな渦巻きを線で彫り込んだ作品。ポートフォリオをみると僕の地元の伊達冠石を使った同様の作品もあって興味深かった。


(画像クリックで拡大)
 美術館を出る頃は太陽も顔を出す陽気。ちなみにネットで知り合いのマサミチさんも同じ頃、ルノワール展を見ていたようで僕がもう少しまめに携帯からのツイッターをチェックしていれば初めてお会いすることが出来たのに残念。「新宿でラーメンなう」とか「初 国立新美術館なう」とかモバツイッターからツイートしてたけどリプライは見てなかった。

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 次に森美術館を目指す。東京ミッドタウンでまたこんな彫刻が。

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 六本木ヒルズに僕の大好きな作家ルイーズ・ブルジョワの「ママン」

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 以前、ルイーズ・ブルジョワの個展で海外に設置されたものの写真を見たけどやっと本物が見られた。

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 そして森美術館へ。企画展の「医学と芸術展」をどうしても見たかったので、昨日帰らずに東京の実家に一泊したのだ。

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 医学と芸術は今では全く別の領域のようだけど、写真が発明される前は骨格や筋肉を記録するためには観察眼とそれを再現して描く力が必要だったわけで分かちがたい領域でもあったはず。文学や絵画を始め全ての芸術には「人間とは何か」というテーマが流れているだろうけれど、それは医学にとっても同様にあるはず。いろいろなアプローチのしかたで人間(の精神や体)に迫ったこの展覧会が面白くないはずが無い。事実、最近の美術展の中でも筆頭に面白い展覧会で、わくわくしたりドキドキしたり(するような展示もある)している間に思ったより長い時間を過ごしていて予定していた新幹線を乗り遅れたほど。
 それにしてもいろんなものを一度に並べてみた、といった感じの内容で遊園地の様でもあった。印象に残っている作品をいくつかメモ。
・レオナルド・ダ・ヴィンチの身体のデッサンやミケランジェロの筋肉のデッサン。目の前5cmまでよって見た。赤いチョークの様なもので描かれたミケランジェロのデッサンは今、描き終えてばかりのところを見ているような錯覚に襲われた。
・好きな作家でもあるダミアン・ハーストの薬を並べた作品。美的な事には関係無いだろうけど何かを並べるという行為にどうもひっかかるところがある。本を読んで読み終えた後にどう並べるかということに少なからずエネルギーを使ってきたからか?また立体だけでなくダミアン・ハーストの手術の様子を描いた絵画の作品を初めて見た。写真のブレのような表現も。

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・アメリカンコミックのヒーロー達が登場した時に生まれたとして年老いた今の姿をリアルに再現し老いたスーパーマンや、バットマンなどが老人ホームに集っているというジル・バルビエの「老人ホーム」という作品。老いたキャットウーマンの横のテーブルにはなんと上野 千鶴子の「おひとりさまの老後」が置かれていた。作家は日本語を読めないだろうから誰かが勧めたのだろうか・笑。ナイス・アシストだ。
・マスターベーションを防止するための男子用、女子用の装具
・HONDAの体重支持型歩行アシストの実物とムービー。パワーアシスト付の自転車の人間の足バージョンといったらいいだろうか。HONDAのサイトでもムービーが見られる。取り囲んで見ている人が口々に「すごい」と言っていたけど僕も書きたい。これすごい。

 カタログは売り切れだったので増刷の予約購入を申し込んで帰ってきた。刷り上がって届くのが待ち遠しい。

 美術館で見た「不平の合唱団」がとても面白かったのだけどYouTubeで見られる!のでおまけに貼り付けておこう。

2007年8月16日

日本彫刻の近代

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 宮城県美術館に「日本彫刻の近代」展を見に行く。一番楽しみにしていたのは橋本平八の「花園に遊ぶ天女」
 大学で卒業制作を木彫にしようと思った頃アールヌーボーの旗手アルフォンス・ミュシャに相当入れ込んでいた。と、恩師の教授が表面に桜の花びらをびっしりと彫り込んだ装飾的な要素もふんだんに取り入れた木彫があるんだよ、というのですぐ見に行った。一木作りなのでやや窮屈そうなそのポーズ、表情、そして全身の花模様。とてもびっくりしたのを覚えている。そして大好きになった。それ以来20年ぶりくらいの再会だ。今回、作品の周囲360度から見ることができたので正面からしか見られなかった今までと違った印象も持った。また、後ろもゆっくりと鑑賞することが出来たのだけど新たな発見がふたつ。最初の展覧会に出品したときのものか作者名や作品名を書いた小さな紙切れが貼ってあったのだけどよく見ると作品名が「花園に遊ぶ天女」ではなく「花園の少女」と読めた。作者か誰かが後にタイトルに手を入れたのだろうか。またおしりの辺りの造形が模索中の形のように思われた、どうみても形が出来上がっていないのだ。もしかしたら未完成なのかもしれない。
 とにかく異常気象の中、美術館の涼しさの中で作品との幸せな再会の一時でした。

2005年8月28日

洞爺村国際彫刻ビエンナーレ2005

 「手のひらの宇宙」をテーマとした、洞爺村国際彫刻ビエンナーレ2005に入選した作品「磊磊(らいらい)」です。9月23日から10月23日まで洞爺村総合センターで展覧会が開かれますのでお近くにお越しの際は足を伸ばしてみてください。

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(撮影:澤村雅義)

2005年8月24日

中川幸夫・いのちのかたち

 表現者として、この人は本物だと尊敬している人のひとり、中川幸夫氏の個展が地元の県立美術館で開かれていたので見に行く。素晴らしい。自ら写真を撮っているのは知っていたけれど、指導を受けたのが土門拳だとはしらなかった。
 地元の四国で療養中だから仕方が無いとはいえ生け花がひとつもなかったのはやはり残念。空間の緊張感が違う。以前に銀座の画廊でアラーキーとの二人展を見たけど写真と生け花との緊張感は素晴らしかった。もう二度と中川氏の生けた花を見ることはかなわないのだろうか。
 それにしても。この人は本物だ。

興福寺国宝展

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 地元で興福寺の国宝を見られるというチャンス。今、家を作っているので正月からこれまで朝から晩まで家作りと仕事に追われて肉体的にも精神的にも疲労のピーク。せめて精神の疲労をやわらげようとあえて時間をとって仙台市博物館の展覧場へ足を伸ばす。
 珍しく駐車場に入るのに並ぶ程の盛況だがそこは田舎のいいところ。国宝の無著菩薩立像とも1対1で相対することができるこの至福。また寺でなく展覧会で見ると普通なら叶わないことが叶って嬉しい。例えば普通、像は壁を背に置かれるので像の背を見ることはできないが展覧会だと見ることができる。後背筋も美しく造形されてるとか見所満載。(あまり裏側まで見る人はいないので監視員が緊張して注視していたけれど・笑)360度の視点を意識して形を作る自分としては見たいポイントのひとつなのだ。あとライティングも柔らかめとはいえ作品(=仏像)ひとつひとつを意識してあてているのでディテールまでよく見える。
 急いで帰って家作りをするべきか迷ったけど、数ヶ月ぶりのこのゆったりした時間は無駄ではなかった。肉体的にはへとへとだけど精神的にはかなりリフレッシュできた。よーし、明日は早朝5時に現場に入るぞー!

2005年6月 3日

国際彫刻ビエンナーレ

最新作で応募していた、ある国際彫刻ビエンナーレから第1次審査通過の連絡。
第1次審査は作品の3枚のスライドでの審査だからカメラマンさんにも感謝しなきゃだな・笑

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2005年4月26日

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2005年4月25日

2005年4月24日

内在

2005年4月23日

2005年4月22日

2005年4月18日

2005年4月17日

名刺のワンポイント

2005年4月 9日

打楽器

2005年3月26日

ソファ

2005年3月17日

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2005年3月 7日

左手

2005年3月 6日

amazon

2005年2月23日

アイデア・スケッチ

2005年2月20日

ワインボトル

2005年2月19日

ワインボトル

2005年2月14日

・・・

2005年2月13日

リンゴとみかん

2005年2月12日

リンゴとみかん

2005年2月 9日

space

2005年2月 8日

体温計

2005年2月 7日

岩塔

2005年2月 5日

Zライト

2005年2月 4日

プライヤ

2005年2月 3日

ガラスコップ

2005年2月 2日

落とした缶ビール

2005年2月 1日

文庫本

2005年1月31日

寝る小春

2005年1月28日

急須

2005年1月27日

椅子

2005年1月26日

置き時計

2005年1月25日

小春

2005年1月24日

携帯(J-SH010)

2005年1月23日

はさみ

2005年1月22日

ロジクール無線マウス

2005年1月21日

OLYMPUS CANEDIA C-740UZ

2005年1月20日

ファンヒーター

2004年3月23日

個展通知の葉書

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1995年のことだからもう10年近くも前のこと。
「金沢工芸大賞コンペティション」という工芸のコンクールに河原の石を使った変わった花器を出品したことがある。

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