放水
地元の消防団の方々が家に放水に来てくれる。家が火事にならないようにという願いを込めて新築の家に行われる行事。数年前、隣家が火事になったことがありそのその恐さは骨身に沁みている。ありがたい。しかも団長さんは地主さんだ。心強い。
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地元の消防団の方々が家に放水に来てくれる。家が火事にならないようにという願いを込めて新築の家に行われる行事。数年前、隣家が火事になったことがありそのその恐さは骨身に沁みている。ありがたい。しかも団長さんは地主さんだ。心強い。
ピアノを入れるためにひとつだけ後回しになったため、石膏ボードがむき出しになったままだったピアノ室のドア廻りのパテ塗りと下地塗りをカミさんが。
屋根裏に普通のドアと階段をつける改装工事の下見に、棟梁が来てくれる。本来つけるのが難しい場所なのでどうやってつけるか考える。結局、階段も踏み板も踊り場も全てツーバイフォーで作る事に決めた。
現在の屋根裏の様子。改修して自分の仕事場に改造予定。
妹一家がスキーの帰りに我が家に1泊立ち寄ってくれる。妹夫婦にまで御祝儀をいただく。妹や姪っ子達には我家制作の壁のペンキ塗りの下地作りを手伝ってもらった。出来上がった今、振り返ってみるとこの家の制作の全作業の中でも辛い仕事だった。髪の毛ペンキで白くしながら3日間、どこにも遊びに行かずに一緒にやってくれたっけなぁ。本当にありがとう。
友人のテント屋さんがオーナメントをつけるために埼玉から来てくれた。カミさんの友人も一緒に東京から乗っけてきてもらう。その方が関わっている帽子作家の素敵な帽子の写真集を新築のお祝いにいただく。素敵なカリグラフィも彼女の手描き。
タイに行って来たばかりの地主さんも夜やって来てMacで写真をスライドショーにしながらみんなで大盛り上がり。幸せな晩餐。早く屋根裏部屋の改修工事を終わらせて居間を占領している荷物を片付けてお世話になった多くの方にお披露目パーティーをやらなければ。
友人のテント屋さんが新築祝いにオーニング(可動式テント)をプレゼントしてくれると言う。埼玉から昨日来てくれた。今日は朝から近くの"BIG RENTAL"で借りた16m(12mを頼んだのだが手違いで16m車)の高所作業車で工事開始。
正面の窓ガラスの上に取り付ける。取り付け位置を計り込んでいるところ。事前に彼の指示で受けになる木材は入れてある。
居間から撮ってみた。風も無く温かい天気に恵まれた。
取り付け金具を乗せ一緒にバケットに乗り込んで設置場所に近づいて行く。
オーダーで窓枠の長さとピッタリそろえられたテント。
取り付け金具を計り込んで印をした位置にボルトで留めていく。
作業中の記念写真。
金具を取り付け終わったところで高所作業車を垂直に立てて最後まで伸ばしてみる。
裏山の杉林より高くぐんぐん登りとうとう蔵王まで見えてしまった!地上約18m。
再び下を見ると背中にいやーなものがざわざわ登って来た。昔から高いところとジェットコースターが大好きだったんだけど高いところは「大好き」では無くなっていた。友人のnaruchanは「大好き」そうでいつまでも高見の見物を楽しんでいる。
テントを取り付けて角度を調整しているところ。テント左の4寸勾配の傾きに合わせた。
続いて屋内の配線。テントやさんなのに電気工事の資格も持っていて何でも出来てしまう。すごい。
お昼過ぎまでに全ての工事が完了。
きのう友人のテント屋さんのnaruchanが新築祝いに取り付けてくれたオーニング(可動式テント)を嬉しくて意味無く動かしてしまう・笑
通常の状態。
目一杯開いた状態。我家は良く日が入り窓が大きいので、2階の居間は真冬の今でも太陽が出ると温かくてファンヒーターを消している。その分夏が心配だったのだけどこの生地は明るさはカットしないのに紫外線は70%もカットしてくれるしクーラーを使う際も効率がすごく上がるのだそうだ。
スイッチを入れて開くところ、ただそれだけですが興味のある方はムービーもあります。こちら。
(2006.01.16追記:ムービー作り直しました)
オーナメント(可動テント)を取り付けてくれた友人のテント屋さんから長持ちさせるためのマニュアルを昨日メールでもらった。忘れないようにここに転記。
テントはドンドン動かして下さい。 注意点は
1、強風時は出さない。
2、出していて、アームが上下に揺れる様な風が出て来たら巻取ってしまう。
3、雪の日は出さない。
4、もし、出していて雪が付いてしまった場合は以下のように。
4-1雪の量が多くなく、且つ雪が降り続かなく風も弱い場合、そのままにして溶けるのを待って巻き込む
4-2雪の量が多い場合、または雪が降り続いている場合、生地の裏から広い面積の物で突いて落してから巻き込む。
木の棒に合板を付けたもの(板の隅は丸くして、厚みの角も落しておく)や、モップ等を使う。
5、冬の期間、雨が降り生地が濡れているまま夜になって冷え込んで、濡れた生地表面で水分が凍り付く様な場合は、翌日気温が上がり溶けるのを待ってから巻取る
(ただし、その夜に雪になるようなら多少の凍り付きは無視して巻き込む。
6、濡れたまま巻き込んだ場合、晴れたら全部出して乾燥させる。
以上、マニュアルには無い、長もちさせる為のマニュアルでした。
屋根裏部屋の入り口を今と違う場所にするために完成している壁を一部はがす。
取り去ったまわりの壁を何カ所か壊してしまった。
寒い風が吹いてくるので厚めのカーテンでおおっておく。
屋根裏部屋まわりの改修の材料を明日、仙台に買い出しに行く予定。大量の材料の買い出しはいよいよこれが最後になるはず。一部設計でわからないところがあったので大工の棟梁のところへ質問に行く。休日にもかかわらず突然お邪魔してしまったのだけどいつものようにていねいにいろいろ教えていただいた。材料も何を買ったらいいか悩んでいたものも全て解決。おまけにカウンターに使える分厚い材料をプレゼントされた・多謝
海外製のドアをアウトレットで安く買ったので日本の鍵が取り付けられなかった。結局鍵も海外制にして取り付けたのだけど合鍵が町の金物屋さんでは作れなかった。専門の鍵屋さんで作成。ネットで見つけた鍵屋さんで注文。おまけに1個余分に作ってくれた。
ariariさんの目を回させてしまったので1/12のムービー作り直しました・笑
こちら。
屋根裏改修とそれにまつわる材料の買い出し。2×12材の12フィートを始め大物を買い配送の手続きをする。ただ困っているのはもう住み始めているので大きな材料を屋内に置くスペースがない。屋外にシートをかけておくしかないが長尺ものが多いので反りが心配だ。大型ホームセンターでせっかく汗かきながら反りのない材を選り分けて来たのに。2×12材の12フィート(3.6m)の材を選り分けると結構疲れるのだ。
先日、ホームセンターで買った長尺ものや大きな材が搬入された。大きな買い物はこれが最後のはず。
屋根裏に作り付けの机を作る予定。本当は30×700×3600のサイズが良かったのだけどそれだと特注になってしまう。デスクトップのWindowsやeMacを置くには奥行きが70cmだとベストなんだけど今度買い替える時は液晶でモニタが薄くなるからこれでいいだろう。
屋根裏で3つのコンピュータを並べたり絵を書いたりする机にするつもりの「ノッティパイン集成材」
ウレタンニスを塗り乾いたら#320番の紙ヤスリをかけてもう一度塗る。
屋根裏部屋の改修工事。ここに踊り場を作る。
もう生活が始まっているので汚れないようにシートを敷く。
材料もフロア材の上に置かざるを得ない。工事は一気にやってしまうに限る。住み始めてからの工事は面倒くさい事この上ない。
踊り場の床を支える材の加工。全く同じものをふたつ作るので2枚の板を押さえて固定して一度に作ってしまう。
丸ノコの刃が届かないのでノコギリで切ってからノミで落とす。この材は2×6材。この溝に2×4材をはめ込む。
ノコギリ、ノミ、ヤスリなど。
屋根裏への入り口にするつもりの穴の下に材のひとつを取り付ける。2×4材が入っているところを狙ってビス留め。
その反対側。水平をしっかり確認しながら。
ここが2帖の踊り場になる。
サイドの材も取り付ける。
材の端をビス止めする際に割れてしまう事が無いようインパクトドリルで使えるドリルで下穴を開けておく。
溝に2×4材をはめ込んでいく。
この上にフロア材を貼れば踊り場は完成。1帖は通路、1帖は収納に使う予定だけどあんまり重たいものは置く気になれないなぁ。
改修工事の屋根裏への階段の踏み板にしようと思っている2×10材にウレタンニスをカミさんに塗ってもらう。
(向こうに見えているのは漬け物にするために日に干している白菜)
屋根裏部屋への階段をつける事にしたのでいままで腰高の壁と手摺だったところを壊す。作る方が簡単。壊すのは大変だ。釘やネジにノコギリやノミの刃をやられながらやっと壁を壊したところ。
壁を壊したところから下を見る。落ちたら怪我する。
取り外した壁。
2階の踊り場から見たところ。正面から階段がスタートして屋根裏部屋への階段を作るつもり。正面に見えているのは愛犬の部屋。工事の騒音で愛犬は今日1日びびりまくり、ごめん。
階段に関連するため撤去する必要のある手摺を取り外しているところ。
今日の工事予定は完了。
明かり取りを考えてつけた手摺。
早く2階から屋根裏部屋への階段を完成させたい。
以前に処理を頼んだ業者が結局捨てられなかったと石膏ボードを持ってきた。信じられない。個人が石膏ボードを捨てるのは本当に大変だ。カミさんが別の業者を手配してくれた。新しい業者のアドバイスを受けてゴミを捨てる際に書いた契約書を返してもらう。そうしないと別の人に利用されてしまうのだそうだ。最初「返せない」と言われたが返却してもらう。
改修工事で屋根裏部屋への階段を付ける事にして棟梁に教えてもらった通りに踊り場を作り、壁を壊した。階段だけはプロ中のプロの棟梁に頼む事にしていたので昨日「準備完了しました。材料も買ってあります。」と電話はしておいたのだけど雪で現場が休みになったと今日、早速工事に来てくれた。
残念な事に僕は今日夕方まで用事で一緒にやれない。階段の墨付けや工事のノウハウを学ぼうと思っていたのでとても残念。カミさんが棟梁に「きっと残念がりますよ」と言ったら「長年のノウハウを盗まれてたまるか」と笑っていたそうだ。そうは言うものの聞いた事は何でも教えてくれる本当にありがたい恩人なのだ。夕方急いで帰ったら全ての加工を終えて取り付けるばかりになっていた。手の込んだ組みになっていてびっくり。
2階の居間に材料を運び上げて組み始める。全て組んでからかけるのだという。2×12材でササラをつくり2×10材を踏み板にしてビスを使って組み上げていく。きちんとはめ込むのが大変だったがビスとトンカチをうまく使って組み上げた。
いよいよ取り付け。僕が踊り場で、棟梁が下で保持しはめようとしたが寸法がピッタリで困難。手摺の一部を壊してとりつけた。重いし入らないし僕はあきらめかけたのだけど棟梁は厳しい局面をしのぐ手段をいくつも持っていた。尊敬。結局そのまま宴会。棟梁の奥さんにも来てもらっておいしいお酒を飲みました。
風呂に入ると踊り場から落ちないように片手で体を支え片手で階段を持ち上げた腕には内出血ができていた・苦笑
きのう緊迫した場面が続いて階段をかけるところを写真に撮る事が出来なかった。唯一撮ったのが組んでいるところ1枚のみ。一夜明けた朝日の中で出来たばかりの眺めてみる。太陽光を確保するため踏み板のみ。
壁を壊した部分だけ塗りが残ってしまっている。手前の手摺部分も壊したのでさわらの木を貼り直さないといけない。
階段の下から。
左は玄関の作品展示台、中が1階から2階への階段、右ができたばかりの階段。
捨てる事ができず戻ってきた石膏ボード。
カミさんが処理してくれる業者を探して来てくれた。もちろんその業者のかごに石膏ボードを入れ直さなければいけない。もちろんそれは僕の仕事だ。みかねてユニックで入れ直すかごの上に斜めにして吊り上げてくれた。
移し替えた方はそのまま持っていってくれた。空になったかごは元の業者がとりにくるまで置いておく。
我家は素人が作ったので全ての部屋がフローリング。だけど畳が全く無い環境は僕には耐えられなかった。屋根裏部屋に畳のベンチを作る事にした。最小の材料で効率的に作るために3DのCADで設計する。見た目はL字型のシンプルなベンチというかフロアが出来るだけなんだけど設計は以外と難しかった。
興味のある方はこちらで僕が作業に使用した3D CAD図面をpdfにしたものが見られます。
陰線(外形線)処理したものはこちら。
屋根裏に畳2帖半のベンチを作る。この向かい側にコンピューター3台とデッサンのための机を作り付ける予定。畳で寝転がりながらMacでDVDも見ようという魂胆。
お客さんが多い時は僕とカミさんのエクストラベットにもする。家の北側の浄化槽の上で作業。コンクリートで水平が出ているので長尺ものの加工が楽。
この図面1枚で材料を全て用意して屋根裏に運んでから取り付け作業をする。いちいち上り下りを繰り返していたら体力がもたない。
12mmの合板を4枚重ねで切っているところ。システム畳の下に敷く板。
いよいよ枠を組み始めたところ。左上に低い屋根が写っている。
順調に作業を進める。CADで設計すると誤差が無くて作業が楽。でも屋根裏の階段を作ってくれた棟梁は頭の中で細かなところまでイメージできるから設計図無しで(というより経験と頭の中の設計図で)家を作ってしまう。その方がはるかにすごい。経験の無い僕はコンピューターで図面を描いてやるしか無いのである。
作業は順調だったが突然、吹雪。あわてて外の材料と棟梁に借りているスライド丸ノコにブルーシートをかけに行く。
骨組みが組み終わったところ。
合板を置いた。
枠を取り付けて畳を置いてみたところ。い草の良い匂いが香る。やっぱ日本人には畳が必要だ。
先日、屋根裏への階段をつけた。フロアで全て組んだ重たい階段を踊り場から落ちないように片手で体を支え片手で!重たい階段をコントロールしていた僕の腕には大きな内出血が出来ていた。今もこんな感じ。結構、緊迫したからなぁ。火事場の馬鹿力出てたのかも・笑
こちらはカミさんの腕。ピアノ教室の先生で、18Lのポリ缶が重くて持てなかった彼女を1年間、毎日々々肉体労働させて使役した結果です。ごめん、っていうか今は力持ち・笑
屋根裏部屋の改修工事。立派な階段が出来たので、ずっと脚立で出入りしていた部分を塞ぐ。こちら側はキッチン。家族の食事のためのテーブルに木屑やゴミが連日降り注いでいたのだ。断熱材をはめ込んだところ。
居間に工事用の脚立が同居するこの心休まらない風景。
石膏ボードで塞いだところ。またパテを塗り壁塗りをしなくてはいけない。
屋根裏側からも壁を塞ぐ。壁は合板をビスで留めておしまい。手間もお金もかけられないから。壁には天井が降りてくるので天井に接する側は斜めにカット。
合板を留めて仕上げていく。
屋根裏の作り付けのテーブル工事。狭くて低い場所で長くて重い板を扱うのは大変。天板用の集成材にはもうニスを塗ってある。先日屋根裏部屋への階段を取り付ける直前に棟梁に手伝ってもらって屋根裏に入れておいた。階段を工事した後にはもう運び上げるのが不可能な大きさだから。
二方は壁で支え残る一方は畳ベンチに足を乗せて支える。その部分。
仮に置いてみたところ。ピッタリ収まった・嬉
天井がかなり下がっているけどコンピューターを置いてもつかえる程では無い。座っていれば頭もぶつけない。何より大学の時に一人でヨーロッパの彫刻を見て回った時にお金が無くてパリでは宿の中で一番料金の安い屋根裏部屋だったのだがとても居心地が良かったのだ。斜めの天井のある屋根裏の部屋は夢だったのだ。
畳ベンチ側の脚。ダボでしっかり固定する。
穴をぴったり合わせる小さな器具があるので上下ドンピシャリではまる。
まん中に座ってみたら多少たわむので太い角材で脚を2本追加した。これで重いデスクトップを3台置いても余裕(のはず)。
壁から訳のわからない配線が4組。僕は電気関係がからっきし駄目。naruchanに電話して聞いたけど配線図も現場も見てないのに答えられるはずが無い、ごめん。電気工事をお願いしていた地元の電気屋さんに電話で尋ねるとすぐ現場を見に来てくれた。嬉しいなぁ。やっぱり地元に限る。問題は、即、解決。
屋根裏の天井の作り直し。
天井の板を押さえる棒を作るのが面倒だったのでカミさんに押さえてもらってシナベニヤを取り付ける。
言わなきゃ良いのにその事を話したら「私は棒の代わり?」と言われてしまった。
屋根裏部屋の前に2帖の踊り場を作った。意外と広いので収納スペースを作ろうと思う。
壁だけで持たせたいので24mm厚のOSB合板を使う。床にも使えるようさね加工がついている。
奥で洗濯物を干している。丸ノコの木屑がガンガンかかってしまっている。まずいなぁ。
1段目をつけたところ。踊り場にあまり重たいものを置くのが恐いので壁で持たせる事にしたのだ。
2段目も取り付け。
結構たくさん収納できそう。
建築関係の資材のほとんどを車で40分の大型ホームセンターで購入しては蟻の様に運んでいた。家作りの中でも材料の買い出しは辛い仕事のひとつだった。でも。金融公庫の融資の関係で支払いのタイミングを出来るだけ遅れさせたかったので普段は使わないカードで購入していた。ポイントがたくさんたまったおかげで景品がもらえることに。さっきネットでこれ、頼みました・嬉