コロナ渦で春から教室ではオンラインレッスンにも対応し、私自身もオンラインセミナーで指導法や演奏に役立つ脱力法等を学ぶ機会が増えました。
お盆休みには、「育脳ピアノレッスンの教科書」と言う3時間のオンラインセミナーを受けました。
アメリカのバイオラ大学音楽学部で、ピアノを教えておられる河村まなみ先生と、ナビゲーターの保科陽子先生によるセミナーで、アメリカの音楽教育ピアノ教育の実態を知り、日本の音楽教育に生かそうと言う内容でした。
アメリカでは日本のような音大は存在せず、総合大学の中に音楽学部があるそうです。
どんな学部でも、全ての学生が音楽や美術の芸術科目が必修とのこと!
その理由は、「音楽(美術)も全ての人が学ぶ必要がある学問」としてとらえられているからなのだそうです。
スタンフォード大学の研究データによると、幼少期に一定期間ピアノレッスンを受けた子どもは受けない子どもと脳構造が違う発達を示した、という報告もあるそうです⁉
またアメリカの全国模試にあたるカレッジボードの結果は、2015年に受けた高校生のうち、4年間音楽クラスを選択した生徒は1年半しか受けなかった生徒より平均92点総合点が高く、
授業出席率も10%高く、どのレベルであれ国語と数学の成績が良いと言うデータが紹介されました!!
データーは勿論私達音楽教師にとって嬉しい結果ですが、目先のテストの点数や受験勉強だけにとらわれず、楽しいピアノレッスンを通じて、たくさんの子どもたちの心(脳)と身体のバランスのとれた成長をお手伝いをしていきたい!
と改めて強く感じました。
きっと子どもだけでなく、大人の脳にも素晴らしい効果が期待できることでしょう。
歌やピアノのレッスンをやってみたいな~と思った方、是非体験レッスンにいらしてくださいね!