石の彫刻展


 今日、6/7(土)、6/8(日)みちのく公園(国営みちのく杜の湖畔公園)内の古民家、月山山麓の家で「石の彫刻展」を開いています。みちのくグリーンサム物語というお祭りの一環です。

展示作品

風草
風光
とりどりの交わりの始まり
磊磊(I)
磊磊(V)
磊磊(IV)
磊磊(VII)
親密さのすきま(II)
軽やかなダンスのためのすきま

・公園への入場料など詳しくはこちらをご覧ください。
・みちのく公園のグリーンサム物語のページ
みちのく公園(国営みちのく杜の湖畔公園)


 昨日の午後、小品10点を搬入し展示してきました。昨日の朝は大雨でしたが昼にはすっかり上がり天気は一転。Tシャツ1枚で汗ばみながらの作業になりました。
 数億円をかけて移築した古民家に傷を付けてしまっては大変なので万が一の事を考えて板の間に自由に配置するのではなくレイアウトも考えながら床が抜けないように構造的に力がかかってもいいところに置きました。台に載せて視点を少し上げようかとも思ったのですが落ちたら作品も床も大変なのでやめておきました。ちなみに30cm×30cm×30cmの大きさの石でどのくらいの重さだと思いますか。石を持ったことのない人はそのくらいの大きさなら持てるとイメージする人が多いのですが、石は種類にもよりますが80〜100kgもあります。僕たちはももの上に乗せて運んだりすることもありますが普通は持ち上げられない重さです。
 ちなみにこの作品の大きさは 20cm×12cm×40cmです。重さは約11kg。本来この寸法だと約30kgにはなるはずなのですが、何故軽いかというと実は中が中空になっています。一度割った石をひとつひとつ形作って再び組み合わせるときに中を空洞にして、そこに巻物を入れてあるのです。