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実家での元旦

 両親とカミさんと愛犬で迎えた元旦の朝。


 父親は早朝から高尾山へ霜柱を見に行った。霜柱なら東北の家に見に来なよというと「その霜柱じゃない!」(興味のある人はこちら(高尾山商店会)のサイトに写真がありました)

 テーブルの上では朝食の準備が始まっていた。

 用意された食材を切って盛りつけを担当。

 里芋は父親の煮たもの。炊事をしているところを見た記憶が無いのだが定年後は良く料理しているとのこと。味付けも食感もよくてびっくり。

 黒豆はかかせない。鯛を酢で締めたものや好物のわさび漬けwithかまぼこも。

 準備ができたところでちょうど父親が高尾山から戻ってきた。山頂付近は混雑を通り越してラッシュだったとのこと。地元の日本酒「多摩自慢」

 金箔を酒や料理にふりかけてお正月気分を盛り上げて乾杯。料理が美味しかったのか日本酒を飲まない母親もカミさんも何杯もおかわり。「多摩自慢」旨い。

 母親の故郷、愛知県風の雑煮。もちろんお餅はお世話になっているお百姓さんが杵と臼でついたもの。白菜と油揚げを煮て餅も焼かずに煮てしまう。今では餅は焼いて風味をつけて椀の中に美味しい出汁を注いで食べるのが今は好きだけど、このお餅どろどろな雑煮は「お袋の味」だ。懐かしい味。

 昼前、妹家族登場。先頭で両手を広げているのが相変わらずな我が妹だ。姪っ子たちとカミさんが2008年初抱擁。

 母親の発案で親と子供家族8人全員で書き初めをすることになった。(本来、書き初めは2日にするんだけど予定の都合で)各自、今年1年にかける思いを書く。

 書き初めなんて小学校以来か。

 みんなで近くの神社へ初詣。

 家の近くにあるのに来たのは初めてだ。こんな神社があることも知らなかった。手を清めて、

 お参り。間違えないように2礼2拍手1拝と心の中でつぶやいていたらお願い事をするのを忘れてしまった。

 神社からの帰りお飾りをつけたちゃりがあった。

 温かくて良い天気だ。

 昼食。昨日すっかり食べ忘れた年越し蕎麦。

 そしてお好み焼き。みんなで食べると何でもおいしい。

 デザートはGODIVAのチョコレート。ひとり2つだけ。

 食後、百人一首大会。全然覚えてない。それでも何度かやっている内に思い出してきた。読み手をやった両親以外のトーナメントでは2位。結局いつも勝負事では妹に負けるのだ、昔から。

 夕食は手巻き寿司。

 ビールをメインに。奄美の黒糖焼酎の香りとふくよかな甘みもよかった。

 愛犬小春はテーブルの下でずっと我慢。美味しい匂いだけ嗅がされて地獄。すまぬ。

たまき:
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