キャンプ場から車で50分もかからないところに土門拳記念館があることに気が付いた。行く。土門拳は大好きな写真家。記念館にも以前に一度カミさんと行ったことがあるけど、その建物もロケーションも最高で大好きな美術館のひとつ。
羽黒山キャンプ場から土門拳記念館へ向かう途中の鶴岡市藤島庁舎に白御影石の大きな彫刻を見つけ急ブレーキで止まって鑑賞。
何年振りだろう、土門拳記念館!(公式サイト)
エントランス。
中庭を臨む。
建物の前に広がる池。前に来たときは池に白鳥がいたような記憶があるのだけど定かではない。
水と石とコンクリートとガラスと緑で構成される美しい建築。
もう少し晴れていたら。。。
小春を車にひとり(一匹)で置いておくのが心配なので僕とカミさんはタイミングをずらして見たのだけど、カミさんが入場チケットを買おうと受付で先客の夫婦の後ろで待っていると「何人ですか?」と聞かれた前のご主人は「3人です」と当たり前のように言って、見ず知らずのカミさんの分まで支払ったのだそうだ。支払ったというか特別なパスポートのようなものを持っていたのか、まぁ誰かわからないけど関係者かお偉いさんだろう。ありがとうございましたw
水の流れる舞台にはイサムノグチの石彫。
建物の前の公園を小春と散歩しながら。池を眺める少女の前には恐ろしい風景が。
エサよこせー(鯉談)
今回、勅使河原蒼風の生け花の写真が特集されていた。日の目を見ること無く終わった生け花の写真集のためのもの。これだけの枚数、退屈させずに見せるんだからすごい。いくら生け花が立派だっていけばなの写真だけを何枚も見せられて退屈させないのは写真の力だ。古寺巡礼 も面白かったけど昭和の子ども達の写真が見たかった。
キャンプ場に戻る途中にものすごく大きな木があってまた急ブレーキ。
三川町指定文化財、天然記念物「山の神ケヤキ」(山の神神社)
太い鉄のパイプで大枝が支えられていた。
木肌にも風格を感じる。
樹齢350〜400年。