小春を火葬して帰ってきた。
　おととい、命の火が消える場面に立ち会ったのは生まれて初めてのことだった。小春が旅立ってしまった後と、その少し前で、何も変わっていないのにそこに命が無いのが不思議だった。本当に命ってなんだろう。人間は種を育てて木や花や野菜を育てることができるけど、種を作ることは出来ない。

　それにしても年末年始だったから、ふたりと一匹だけで親密にゆっくりと過ごすことができた。馬鹿騒ぎするテレビも無く音楽だけをかけて静かで濃密な時間を過ごせた。死ぬのに一番いい時を選んでくれた。小春はそういう犬だった。

　小春の死に際し、お花をありがとうございました。電話やメール、メッセージ、電報をありがとうございました。これから返事書きます。

 
【追記：2013/01/06】
写真とtweetを追記しました。

https://twitter.com/tamaki/status/287353042330849280″ data-datetime=”2013-01-05T00:21:18+00:00

https://twitter.com/tamaki/status/287360233091784704″ data-datetime=”2013-01-05T00:49:53+00:00

https://twitter.com/tamaki/status/287410129358430208″ data-datetime=”2013-01-05T04:08:09+00:00

https://twitter.com/bagabattu/status/287414829587771393″ data-datetime=”2013-01-05T04:26:49+00:00