あと数日で結婚記念日。銀婚式だ。25年も一緒に生きてきたんだなぁ。

　ということで4月のふたりの誕生日のお祝いも兼ねて、1年に一度だけ行く（というか1年に一度しか行けない）、地元のフレンチに。店内にスリッパで上がる。東京では考えられない。田舎にはよくある仕様だけど（スリッパで上がる床屋なんて普通にあるぞ）味は田舎仕様なんかじゃない。絶品。毎回、心の底から満足して幸せな気持ちになる。

　歓迎のガラス皿。

　ビール命なのでワインには目もくれず。1杯目はシメイレッド。

　天使の海老とサフランのリゾット。

　新じゃがのポタージュ。トリュフ添え。

　ドングリで育ったイベリコ豚のグリル。（僕みたいにセシウムを気にしている人でもメインディッシュはスペインやオーストラリアの肉を選べますよ）

　僕がデザートで一番好きなクレームブリュレ出た！

　紅茶のカップは「桜」。粋ですね。こんな美味しいお店が家のすぐ近くにある幸せ。

　「夫婦」を長くやるのは大変。きれい事ではすまない。世界中に「夫婦」は数えられないくらいいるだろうけど、だから普通なんじゃなくて、星のような数でも、それぞれの夫婦が夫婦であることは「奇跡」だ、と思う。ローリングストーンズの様に死ぬまでグループでいられる人間の組み合わせなんて希有だ。自分の親と過ごしてきた時間より多くの時間を「他人」であるカミさんと過ごしてきた日々に乾杯した。そして、こんな日に一番大切なのはネットなんかやってないでアナログな時間を過ごすことだ（笑）これだけ記録に書いてネット切ろう。

今、夫婦をやっている皆さんに祝福を！