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初 草刈り

年をとったらおじいさんは朝、勝手に目が覚めてしまいますよ。今日は5時に目が覚めてしまった。

待ちきれなくて6時過ぎに制作のため仕事場へ向かってしまう。空一面にうろこ雲が広がっていた。

大雪で裂けた木。辺り一面に。

昼食に自宅に戻って、午後の仕事に出かける前に今年初めての草刈り。ずっと前からやらなきゃいけない状態だったけど見てみないふりをしていた。だけどもう限界。庭と家の周囲の目立つところだけを少し。

簡単に終わらせて石彫りに行こうとしたら、こいつが。草刈り機の敵な雑草。用水路の周辺に生えていて部落総出の草刈りの時に最近悩まされるようになったが家には無かった。それがびっしりと。ものすごい密度で生えていてしかもべとべと草刈り機にまとわりつく、実際にさわってもべとべとしている訳ではないけどまとわりいて草刈り機が動かせない。とても草刈り機を左右に優雅に振ってどんどん刈るなんて無理。格闘だ。

仕事場で制作の合間に撮った写真。名前を知らない黄色の花。というか色と形には興味があるけれど名前に興味が無くて鳥や花や木の名前をほとんど知らない。せっかくこんなに自然の豊かな所で暮らしているのに。そういえば人の名前も覚えられない。

咲き終わるとこうなる訳ですね。ねじねじ。

アブが複眼まで花粉だらけにして蜜を吸っている。

バッタ天国の仕事場には、すでに小さいバッタがたくさん。

この黒いバッタ、僕の仕事場にはたくさん。

あ、神様が悪戯したかのような異常に長い触角を持つ小さな小さな虫だ。久しぶりに見た。今回も接写が限界で飛んでいる姿をムービーで撮ることは出来なかった。触角が揺れるためにぎったんばったん飛ぶ姿を見せてあげたいんだけど。

タンポポがタンポポ畑と言っても良いくらいに大量に生えている。

午後から降り出した雨は今、音を立てて降っている。

たまき:
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