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棟梁の授業

 夕方、仕事を終えた棟梁が帰り足で現場に来てくれる。内装の材料があったら仕事してくれるつもりだったようだ。今、計画を再検討中で資材を買っていない。だけど不安に思っている事や心配な事の相談に乗っていただいた。家中を見回して気になる点も話してもらった。内壁作業の時にコンセントの部分を丸ノコで抜く方法、丸ノコで長尺を切る時に使える手製の定規の作り方は、いろんな大工さんのいろんな方法を教えていただいた。現場の仕事で生きてきたプロの話は無駄が無く、話に筋が一本通っていてわかりやすい。わからないところは「ごめんなさい、全然イメージ出来ません」というとその場に転がっている材料を使って実際にやってみたり紙の代わりに転がっている木に絵を描いて説明してくれた。いや、もう感謝の言葉がみつかりません。ありがとうございます。
 もちろん、その内容は実際の作業に入ったら写真付きで説明する予定です。

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 これは天井をシナベニヤで貼る時にボンドを付けて貼った後打つ釘だそうだ。ボンドが乾いたらペンチで抜くという。持っておきなと車から出して渡してくれた。実物がひとつある、というのは職人の世界では大きい事です。これだけでわかる事がたくさんある。

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