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    Categories: 写真

DEKIMAGA

 昨日のエントリーをするためにフィルムで写真を撮っていた頃の段ボール箱をひっくり返して写真を探した。デジカメに変った今、ほぼ毎日写真を撮る。それも少なく無い枚数を撮っているんだけどデジカメになる前からそうだったことを思い出した。箱から次々に出てくる紙焼きの写真。フィルムを入れたカメラをいつも用意していて何かあるとシャッターを押していた。何も無くても日常を良く撮っていた。父親がオリンパスのOM-1で写真を撮っていて子供の頃からシャッターを押させてもらっていたせいか、写真を撮るのはクセのようなもので意識しないで撮っている。以前と変ったことと言えばデジカメになって撮ってから見るまでのタイムラグが無くなったこと。(ちゃんと映っているか待つドキドキ感も失われたけど)フィルム代と現像代がいらなくなったこと。
 ところで昨日のエントリーの写真は15年前のくすんだ色の紙焼きをスキャンした後でPhotoshopで調整した。思えばPhotoshopとの付き合いももう10年以上だ。長く使っていると良くも悪くも慣れてしまってなかなか新しい使い方ができなくなっている。そんな折、先月から始まった Adobeの”DEKIMAGA”が面白い。Photoshopのチュートリアルマガジン。
※調整前のスキャンしただけの写真と調整後を見比べたい方は「続きを読む」をクリック。


 登録すると全てのチュートリアルを読み放題。素材もダウンロードできるので勉強になる。きのうの写真は6月号の「Photoshopで時間を巻き戻す!?思い出の一枚を甦らせる方法」を参考にしてみた。カラーモードのLabカラーなんて始めて触った。このチュートリアルが無かったら一生使わなかっただろう。Photoshopで調整しすぎて若干、昔の絵はがきのようになってしまった感じもするけれどくすんでいた色味を細かく調整できるのはありがたい。いくらでもやり直しがきくし。
 ちなみにスキャンしたままの写真がこれ。

 Photoshopで調整した後がこれ。調整したら真っ黒に見えていた畑の手前にネギの苗が植わっているのがありありと現れてきた。高解像度でスキャンして調整した後の写真はA4サイズでの印刷にも堪えた。Photoshopって使う度にいいソフトだなぁと思う。やっぱ、すごい。

たまき:
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