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シュタイナー

 カミさんの友達が千葉から遊びにきてくれる。わざわざ被爆地に来る事無いのに、と言ったけど放射線値はあまり変らないのだった。だけどカミさんは福島まで新幹線で来たら乗り換えて在来線でゆっくり来るという彼女の案を、駄目、仙台まで一気に来て戻るほうがいいといって近くの駅まで迎えに行った。ちなみに東北新幹線で東京仙台間を片道乗車すると0.4μSV被爆します。

 お土産に持ってきてくれたお酒。クセがあるよという日本酒。確かに。でも面白い。

 カミさんの友達だったけど今では僕の大切な友達でもある。話す、話す。

 たまたま昔ヤンキーだった女性(ごめん!)からいただいていた琵琶酒があったので炭酸で割って。もう想像を絶するうまさ。アマレットとの違いがわからない。野生の種には力があるのか。お客様にも喜んでいただきましたよ。
 カミさんの友達はシュタイナーの理論を実践しているシュタイナーの学校で働いて実践している。「職人」とか「表現」とか「作品」とか「子供」とか。深く考えている共通の世界があるから、前提を話してからじゃないと話せない事をはしょってどんどん話せる幸せ。
 「振動」が「共感」に繋がるよねって深く共感し合ったけど、これだけじゃ普通は伝わらない。
 毎週、月曜日と火曜日は連続して休肝日。でも今日は飲みましたよ。飲まないでいられるか!

たまき:

View Comments (4)

  • ほじめまして、仙台在住の主婦です。新潟経由で長野に行く予定、福島を一気に突き抜けて新潟に抜ける計画でした。しかし10歳から4カ月までの子供達のことを考えたら、山形経由がいいと主人に提案したところ、「過剰反応しすぎ。福島に住んでいる人たちはどうなんだ。たかだか1,2時間だけじゃないか。」みたいなことをといわれ、そこから闘争勃発。私は間違ったことをいっているのか、アプローチが間違ったのか、もう疲れて考えられませんでした
    。この4カ月間も放射線対策は共有できず、一人でもくもくしてきました。外には共有できる仲間がいますが、家族でいないのはつらいです。

  • 家庭内で意見が違うのは大変ですよね。でもあきらめないで話をしていくしかないのでは。最後のよりどころはきっと家族だろうし。話を続けて、今は少し危機感にズレがあってもいつか同じような気持ちを共有できるようになりますように。
    (我が家も危機感を共有するまでには時間がかかりましたよ。僕は最初、見えないから無いことにして今までと同じように食べ、飲んで、仕事しようとしてました。やっと手に入れた生活をいろいろ変えたくなかったのです)
    当たり前のことしか書けずにごめんなさい。

  • ありがとうございます。共有できることを思い描いて少しずつ話しあっていこうと思います。今回の旅行は福島経由かなしになるか、どちらかになりそうです。家族になってしまった以上背負うしかないかな・・・。こどもたちはこんな親たちをあえて選んで生まれてきたのかと思うと「えらいな~」
    って思います。

  • 「共有できることを思い描いて」っていいですね。
    先日、東京へ行く用事があってガイガーカウンターをつけっぱなしにして東北自動車道を走りましたが1μSv/hを超える値の場所もありました。お子さんには心配。
    楽しい旅行になるといいですね。

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