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テーブルのリペア

カミさんと暮らし始める時に新宿のデパートで選んだ木のテーブル。一度、家を作った時にリペアした。延々とサンダーをかけて(とても大変で辛かった)カミさんがニスを塗った。ニスの選択が悪かったか新聞を載せておくとインクが染みたりコーヒーカップがくっついたり、汚れてもきていたのでもう一度やり直さないといけないと思っていた。

2週間前に隣町の「白イチ」というイベントに出かけて、最終日に行ったので古道具はほとんど売れてしまって何も買えなかったのだけど、木の家具やギターなんかに塗る、蜜蝋とオレンジオイルで作られた自然のワックスを、木のテーブルをリペアしなきゃとその場で思いだして買った。家具制作が本職のイベントの主が「塗料剥がしで前の塗料を落としてから塗るといいですよ」と教えてくれた。必死にサンダーをかけた話をすると逆にムラになります、と教えられてがっかり。

今朝、石彫りの仕事に行く前に一仕事。

居間のテーブルに「塗料はがし」を塗る。

けっこう、トロンとしている溶剤を刷毛で塗っていく。

数分待つとこんな風に塗られていた溶剤が溶けてきます。

ヘラでかきとります。

万全を期して2回目。

今の家を作った時、後半は住みながら作ったのでこんな風景に違和感がありません。

塗料がこんな風に見事に剥がれます。

そして水拭き。なんか買った時よりきれいかも。

ここまでやって石彫りへ。

昼食で帰宅。テーブルが乾燥したところで、白イチで買ったワックスを塗ります。

自然由来の材料だけの木材の仕上げ材。

買った時より、たぶん美しい。なんて幸せ、ありがとう、白イチ。


たまき:
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