テーブルのリペア

カミさんと暮らし始める時に新宿のデパートで選んだ木のテーブル。一度、家を作った時にリペアした。延々とサンダーをかけて(とても大変で辛かった)カミさんがニスを塗った。ニスの選択が悪かったか新聞を載せておくとインクが染みたりコーヒーカップがくっついたり、汚れてもきていたのでもう一度やり直さないといけないと思っていた。

2週間前に隣町の「白イチ」というイベントに出かけて、最終日に行ったので古道具はほとんど売れてしまって何も買えなかったのだけど、木の家具やギターなんかに塗る、蜜蝋とオレンジオイルで作られた自然のワックスを、木のテーブルをリペアしなきゃとその場で思いだして買った。家具制作が本職のイベントの主が「塗料剥がしで前の塗料を落としてから塗るといいですよ」と教えてくれた。必死にサンダーをかけた話をすると逆にムラになります、と教えられてがっかり。

今朝、石彫りの仕事に行く前に一仕事。

14092001

居間のテーブルに「塗料はがし」を塗る。

14092002

けっこう、トロンとしている溶剤を刷毛で塗っていく。

14092003

数分待つとこんな風に塗られていた溶剤が溶けてきます。

14092004

ヘラでかきとります。

14092005

万全を期して2回目。

14092006

今の家を作った時、後半は住みながら作ったのでこんな風景に違和感がありません。

14092007

塗料がこんな風に見事に剥がれます。

14092008

そして水拭き。なんか買った時よりきれいかも。

ここまでやって石彫りへ。

14092009

昼食で帰宅。テーブルが乾燥したところで、白イチで買ったワックスを塗ります。

14092010

自然由来の材料だけの木材の仕上げ材。

14092011

買った時より、たぶん美しい。なんて幸せ、ありがとう、白イチ。