こんな事を書いているブログです。
選り抜き記事
□動画レシピ – – – – – –
モノを創っているからかモノが好きでたまらない。
「愛しの小物Photo」時々iPhoneで撮って、Instagramにアップしてます。
(写真 Click! で拡大)
#01 ♪カミさんの書類クリップ
#02 30年前にヨーロッパを二ヶ月間、独りで彫刻を見て歩いた時に、パリで買ったインスタントライター。そして、今でも着く!
#03 眞流さんがくれた、手作りの木の匙。幸せすくう手彫りの匙。
#04 昔、鎌倉宮で買った板獅子。カスタネットの様に口がパクパク鳴るよ。
#05 木のミニ動物園。真ん中に鉛筆。
#06 トゥバ共和国の友だちの彫刻家が彫ってプレゼントしてくれた石の彫刻。
#07 友だちのスペイン土産。素焼きに着色。
#08 チープなボトルシップ。船で旅行してみたいなぁ。
#09 ロシアの友だちの彫刻家、イーゴリがモスクワを案内してくれた時に、奥さんにと買ってくれた人形。黒い目という意味のチェルノグラゾフという名前の彼の目は、きれいに透き通った青だった。バス停まで送ってくれて空港行きのバスが来たとき、僕の2倍はありそうな大男が目に涙を浮かべて「サヨナラ」と言って抱きしめてくれた。こんな感じ日本人には無いなーと思って戸惑いながらも嬉しかった。忘れられない。
#10 彫刻家の小林晃一さんが新築祝いにくれた黒幻焼の香炉。
思いがけなかったのでとても嬉しかった。
お香を焚く、その煙の風情まで楽しい。
その形、その色、密度の高い作品
#11 ビードロ。別名にもなっている「ぽっぺん」って音を鳴らしてみたくて買った。記憶が定かではないけど確か北澤美術館のショップで。
♪ぽっぺん♪♪ぽっぺん♪
#12 ワインの口栓。磨りガラスのサボテン。ランブルスコに使うと冷蔵庫の中で大きな音を立てて抜けてしまう。
#13 妹のエジプト土産。見たい人は我家の二階のトイレへ・笑
#14 昔、野焼きで焼いたハートマン。縄文土器も野焼きだった?
#15 母親にカミさんとおそろいでもらった鉛筆削り。鉛筆削りの機能と全く関係なくフタを開けるとカニが現れる意味がわからない。妙にリアルな足の動きが気味悪くて意味がわからない。こんなチープなものをプラスチックではなくて、わざわざ木でていねいに作っている意味がわからない。大好き。
#16 カルムイク共和国の女料理人アラ。いつも怒った顔をしてすごく恐かったけど人見知りなだけだった。愛想を美味しさで表現してた。お別れの日に料理人らしく木のお玉をくれた。ぶっきらぼうに。使わずに台所の神様として飾ってある。28cmもあって小物とは言いにくいけど。
#17 宮城に越してくる時に友だちふたりがくれた木製の鳥のオブジェ。宅急便がくると頭をつまんで持ち上げるとハンコが現れます。
#18 木のミニカー。素材が木なだけで、形が温かいものになる気がする。
#19 スノーマンのガラスの箸置き。クリスマスの前に母親からのプレゼント。
#20 個人的記念の20回目は子どもの頃、海で拾った石。いつ、どこの海で拾ったかも思い出せない昔。子どもの時からずっと大事にしてきた宝物。完璧な形。
#21 焼き印。焼いてから木に当てるとジュッと「山中」という名前が刻印される。新築のお礼に、たくさん作ったさわらの木の椅子にも押した。これをくれた中学高校が一緒だった友だちには、折にふれプレゼントをもらってきたのに初めてお返しをしたのは2011年の3月10日だった。小さな石の彫刻と手紙は大震災の中、彼女に無事届いていたことが後日判明。
#22 金の絵の具。をバルサで彫ったリアル彫刻。付き合っているときのカミさんにプレゼント。
#23 ペンザ(ロシア)の彫刻家、ハチャトランがくれたお土産。土笛になっていて吹くと音が鳴る。
#24 彫刻シンポジウムへの参加が叶って、情報が無くネットも無く、その国が地図上のどこにあるのかも、わからないまま着いたカルムイキア共和国。そこでこれを首にかけられた。歓迎の意を表すのだと言う。今日からカルムイキアシリーズを数日、続けます。
彫刻シンポジウムの情報を得たけど、あまりの情報の無さと治安も分からずカルムイキア共和国に行くのをやめようかとも思った時、酒を飲んでいて、ある作家に「情けねぇ。そんなんだったらやめちゃえ、やめちゃえ」と言われ、頭に血が昇り行くと言った。飛行機に乗るときに胸に秘めた一番の目標は、無事に帰ってくる事だった。今となっては得難い経験と、楽しい思い出と、たくさんの友だちを得る事になった旅立ちへと背中を押してくれた言葉に感謝している。
(愛しの小物Photo カルムイキア共和国シリーズやってます)
#25 カルムイキア共和国の首都エリスタ(Elists)で記念に買った焼物の人形。わざわざお土産に作っているのに、このやる気の無さ感、脱力感がすごいと言った友だちがいた。
#26 カルムイク共和国の建築家、セルゲイがくれた置物。たぶん木製。その上に金色などで彩色されている。タッチは全然違うけどクリムトのよう。言葉が良くわからなかったので間違っているかもしれないけど、クリスマスの時にだけ飾るんだよと言ってプレゼントしてくれた。買うと安くないと思う。卵形の部分の高さは約12cm。
#27 カルムイク共和国の彫刻シンポジウムに参加した折り、大理石を彫ったかけらを巻物の形に削って、別れの前に各国の彫刻家にサインしてもらった。深夜に数分だけ面会が叶った大統領にもお願いしたら日本で働いた経験があるので「キルサン」とカタカナで書いてくれた。並んで撮った記念写真に写るふたりの自己資産は想像を絶する開きがあったが、年齢は一緒だった。
#28 彫刻シンポジウムの主催者がプレゼントしてくれたカルムイク共和国の知恵の輪。木と皮と金属で作られていて素朴だけど飾りたくなる質感。いくつものリングを抜けて真ん中の棒が外れる、と言うのだけど難しすぎてお手上げ。何も出来ない。友だちの彫刻家がひとつだけ輪を外したままになっている。
#29 彫刻シンポジウムに参加した折、主催者がプレゼントしてくれたパイプ。フタがついている。10年以上、煙草をやめているので今はただの飾り。死ぬ前に喫煙者に戻って、もう一度このパイプも使おうと思っている。
カルムイク共和国シリーズもう少し続けます。
#30 カミさんへのお土産に買ったカルムイク共和国のブローチ。木に彩色。素朴すぎるかも。そして切れそうな細いヒモ。でも素敵だと思った。素敵だと思ってくれた。
#31 カミさんへのお土産に買ったカルムイク共和国の木箱。アクセサリー入れにしてる。
#32 カルムイク共和国シリーズのラストは小物とは言えないかもしれませんが。彫刻シンポジウムが終わる頃、朝いつものように制作会場になっていた工場に着いたら彫りかけの石に貼ってあった。工場長が詩を創って壁紙の裏にレタリングしてくれたモノ。大事に持って帰って今は自分の部屋に。(その上は津軽の凧絵)僕の名前も入れてくれて韻も踏んでいる。
#33 会員証を兼ねていた新宿のディスコのキーホルダーたち。現役。おじさんはクラブ(語尾上がる)とは言いません。今でもBananaramaとかかかると体が勝手に反応してしまうのが悲しい。