トマトケチャップ作り

 毎年、ケチャップを作っていたのだけど今年は油代が異常に高騰したのでトマトをもらうわけにはいかないなぁと思っていたのだけど、月曜日の送別会の折にいつもトマトをいただいているお百姓さんに「トマト、保冷庫にとってあるぞ。取りに来て今年もケチャップ作ったらいいっちゃぁ」と言っていただく。嬉しい。
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 昨日、段ボール箱1杯、15kgの完熟のトマトをいただく。奥様手製のケチャップの他に山のようなキュウリ、タマネギ、ニンニク、茄子とキュウリの漬け物をいただく。あと、トマトジュース。ジューサーにかけて裏ごししただけだというトマトジュースが甘くて美味しかった。
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 寸胴を用意したらトマトのヘタや多少、痛んだところを切り落としてはジューサーにかけて寸胴に放り込む。それを延々繰り返す。2時間後に作業が終わったときにはトマトの果汁で手の指はこの通り。
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 ひたすら煮る。僕のレシピは(皮と実の間のおいしいさを逃したくないので)皮ごとジューサーにかけるので空気を含んだ皮が蓋のようになるので吹きこぼれないように注意。
 ここまでは昨日の作業。
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 今日もひたすら煮込む。量が減るにしたがってとろみが増してきて「ボコッ、ボコッ」とマグマが噴出するように熱い汁を飛ばすようになるので注意。木べらでかき回していると手や素足に飛んで熱い、熱い。
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 ふたつの鍋のトマトの量が大分減ったのでひとつの鍋に合わせて更に煮詰める。横でケチャップを詰めるビンを煮沸消毒。
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 酢にクローブと鷹の爪を沸かす。トマトの方には砂糖と塩を加えてさらに煮詰める。
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 上の液を煮詰めたトマトに加えさらに黒胡椒、ナツメグ、シナモンを加える。8gの黒粒胡椒をミルでひくのは結構大変。
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 煮沸消毒したビンは乾かしておく。
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 完成したケチャップをビンに詰め消毒をかねて脱気。
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 手作りのラベルを貼って今年のケチャップ完成。
 とはいえビン詰めはまだまだ残っている。暑い中の作業でヘトヘト。でも手製のケチャップ作りは苦労が報われるおいしさ。もちろん材料にしているトマトに力があるからなんだけど。伊藤さんご夫妻、今年もありがとうございました。
□自分用メモ
いただいたトマト15kg、ヘタや痛んだところを外した分約3〜4kgだった。
で結局寸胴丸ごと2杯分(約11kg)に対して
塩 120g 砂糖 300g 酢 500ml クローブ12粒 鷹の爪
黒胡椒 8g ナツメグ シナモン
(ケチャップ作り 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年