彫刻の制作と平行して、石のクラフトの制作も少し進めている。

小さな玉石には、風化の微細なヒビがどうしても入るので、シリコンで目止めしないと一輪挿しとしては使えない。だから、友だちにしか作っていなかったんだけど、実は要望が多い。

シリコンで目止め処理して一輪挿しとして使えるようにしてあります。小さな玉石の一輪挿しをご希望の方は、今度の地元でのクラフト3人展「陶器と石と染物展 その二」に数点だけ並べます。是非ご覧くださいませ。

昼食に戻ったときに、家の水仙が咲いているのに気が付いた。

蒸しただけの三田さんの菜っ葉が、まるでデザートのように甘い。

昼食を食べてソファにごろりと横になって、木と空を眺めていたら眠くなってきた。

いかん、いかん。仕事場に戻る。枝垂れ桜のような雲。

仕事場の地面にポコポコと緑の塊が顔を出し始めた。春だなぁなんて感傷にふけっていられない。どんどん大きくなる草に仕事場を乗っ取られるか、乗っ取られないか。戦いはすでに始まった。