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気がゆるむと氷

二階の居間からの #イマソラ

びっくりするくらい寒い。気持ちを春モードに切り替えてしまったので余計辛い。まだ、厳冬期モードのままにしておけば楽だったのに。

仕事場の石は霜で覆われまくっている。

あんまり寒くて、手も凍えてヤル気を失ってワンバーナーでミネラルウォーターを湧かす。

即席のクラムチャウダーで身体を温める。凍えた手は全然温まらないけど。

車の中のポリ缶の中の水も凍っていた。

伊達冠石も霜に覆われて。

黒御影石の作品のエッジにも霜がびっしり。

そんな日の楽しみは、氷の写真を撮ること。何てこと無いけど夏にはやりたくてもやれない。寒くてもだから良いこともたくさんある。

調子に乗って、ドラム缶の錆びた鉄と、落ち葉と、土と、伊達冠石を似た形に並べて見た。
「錆、落葉、土、伊達冠石のコンポジション」だから、何?と言われると返す言葉がない。ただ、僕には見応えのある世界。寒さの中でうっとりする。

先日までの陽気で、石のテーブルに載った杉花粉の黄色さは尋常じゃ無いけど。

昼食に戻った際の、家の庭のオオイヌノフグリ満開。

 

午後、また仕事場に戻って見た太陽の様な蕗の薹。(たくさん出てるけど、放射線値の問題があるので食べません)

空。(クリックでインスタの加工した写真にリンク。寒さのむかつきが表れてます)

仕事場の苔も春めいてきた。

仕事場の片隅で、雨ざらしになっていた昔々の作品を、台の上に載せてみた。

たまき:
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