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師匠に聞きに行く

 コンクリートのひびが気になったので師匠を訪ねる。
もうとにかくお世話になっているこの方には千葉に高さ3.5mの石の彫刻を設置する際に大変お世話になった。トレーラーで作品を夜中に宮城から運び横朝からの設置では豊かな知識と経験を活かして石を据える基礎の水平をあっという間に出し、空練りコンクリートを敷き、クレーンのオペレーターにてきぱきと指示を出して設置を終えると風のように去って行った方。これ全て、善意。信じられない。
 数年前にこの方も立派で大きな大きな家を、多くの部分自分で作業して建てられた。ただ、僕と違うのはそのほとんどの作業を仕事で数多く経験したか仕事以外で勉強して既に何でも出来る状態で建てた事。今日、相談にいったついでにあちこち改めて見せていただいたが材料が吟味されていてすごい。太い柱や梁が惜しげも無く使われていて合板は見えないところを含めただの1枚も使っていないのだそうだ。(僕はほとんど合板だ・苦笑)温泉のようなお風呂には新築のお祝いにプレゼントした小さな自然石を使った湯口が据え付けてあった。
 コンクリートのひびは「コンクリートの量が少なかったからだ」と即答。養生の段階でひびなんてそれしか考えられないと。居合わせたお客さんも「そうだ、そうだ」。作業としてたぶん最後にコンクリートを打ったと思われるところなのでコンクリートが足りなくなったのかも。対処法を教えていただいてほっと一安心。
 コンセントの取り付けのコツ、電気配線のうまいやり方、ピアノを置く部分の床だけは合板を避けて栗などの本物の材を使うように教えてもらう。合板では長い年月の間に必ず湿気で下がるのだそうだ。合板は強いから大丈夫とみんな言うが気をつけろと。財布と相談してうまくやりくり出来ると良いが。

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