敷石のシリコン目地
敷石を貼り終わったら目地の作業。実は直前までどうするか決まらずにnaruchanや友人の彫刻家に電話して相談に乗ってもらった。結局、周囲の隠れる部分はシリコン。最後まで見える目地はシリコンだとへたってしまうので目地用のモルタル。ただモルタルの湿気が心配なのである程度シリコンが固まってから施工という手順。下地がコンクリート基礎ならもちろん最初からモルタルに決まっているのだが今回の設計は変則的に玄関も木で持ち上げていて濡らしたくないので方法が決まらなかったのだ。下がコンクリート基礎だったら空練りモルタルを使って手前側に排水するように微妙な勾配もつけられたのだが。
目地作業に活躍したのは学生時代に描いていた油絵のパレットナイフ。シリコン用にはしなりが強すぎるのではないかと思ったが物は使いようだと思った。様々な寸法があり重宝した。
位置調整に重宝したバール。石屋の必需品。これ1本あれば0.5mmの調整だって可能。