キッチンのタイル貼り
キッチンの壁との隙間をどうしようか考えてL字金物を置いてその上にタイルを施工しようと考えてホームセンターで買う直前に、いつも名案を出してくれるnaruchanに確認しておこうと電話してみた。と、玄関の施工の時に使ったバックアップ材の残りがあったらそれを使えば、とのこと。なる程と思い買わずに帰った。
現場で袋をみたら用途に大書きされていた。
ちょっとわかりにくいけど、一番右が壁、その左一列が施工したバックアップ材、その左がステンレスの流し。バックアップ材の上にシリコンを打っておく。
余った板で養生してあるシンクの上にタイルを並べていよいよ取り付け開始。タイルの壁は見たことあるけど、タイルを施工しているところを見たことは無い。もちろん、自分で施工したことも無い。生まれて初めて一発勝負・笑
耐水石膏ボードにはこれでタイルをつけるといいよと大工の弟が置いて行ってくれたボンドをつかっていざ施工。
石を彫刻する使い慣れた道具やタイルカッターを使って形を作る練習。細かな形や細い帯状のタイルに加工するのはタイルカッターでは無理だけど
形を半分にするような直線はタイルカッターの方がきれいに割れる。
タイルの表面に定規をあててタイルカッターで傷を付け、
傷を付けた線を台の端に合わせて
手のひらで一気に押して割る。
形を半分に折るなら
かなり小さいところまで可能。押す力がうまくないとこんなに真っすぐは折れないけど2、3枚失敗してコツをつかんだ。
形の微調整には石彫りの道具が有効。
どんどん貼って行く。弟にもらったこの優秀なボンドは1本しか無くて大型ホームセンターでも扱っていなかった。
目地をそろえるこんなパーツもあったけど押さえにだけ使用。下げ振りの線と、水平器で出した水平線、そして自分の目でやった方がきれいにいく。
本当は全ての角にこんな風にあててそのまま上から目地モルタルをかけて埋め込むらしいけど。
途中、点検口を開ける工事に1時間くらいかかってしまったけど午後だけで目標としていた西側の壁終了。
ところで、ここで大きな問題に気が付いた。なんだと思いますか。油汚れを避けるためにあえてタイルにしたのに窓の下には他の窓と同じように集成材を使った木の窓枠をつけてしまっていた。なんたる失敗!しかも今まで気が付かないとは。今から外すことは困難なのでこの形にタイルでおおうことにしよう。こうやって素人大工の仕事は増えて行く。
しかもさらに大きな問題が。タイルを切ったり割ったりしている時に石程固くないからといつも石の彫刻の時には使っている保護メガネを使っていなかったら左目にタイルの破片が入ったようで痛くて目が開けられない。車で3,4分の我が家までやっとの思いで運転して帰る。