X

伝説のカルボナーラ

 夕食に「予約のとれない料理教室」のカルボナーラを作る。

 パンチェッタが高かったのでベーコンで代用。奥はダッチオーブンで作ったポトフの残り。

 せっかく弱火でじっくり炒めたベーコンに「文字通り」水を差すのです。

 いつも僕が作っているカルボナーラはボールに生クリームやチーズなどの材料を用意しておいて茹で上がったパスタを入れて、混ぜてできあがりなのだけど、加藤さんのレシピはここからがかなり違うのです。

 水を差して火も止めてしまったフライパンに茹で上がったパスタを投入。さらに上の卵などの入った液を加えます。ほら、こんなに水分が残ってます。ここからひたすらかき混ぜ続けます。たまごがそぼろにならないように火が入りすぎる前に火から離して、また火にかけて。いかにも日本的な繊細で生クリームは使わないレシピ。とにかくていねいにまんべんなくかき混ぜ続けると全体にとろりとしてくる。そこで皿に盛りつけ黒胡椒をさらにふりかけたら出来上がり。

 amazonでのレビューは厳しいようだけどちゃんと作るとこれはかなり美味しいレシピですよ。おいしくてカミさんとふたりノックアウトされて、最近はまっている安くておいしい赤ワインを飲み過ぎました。

たまき:

View Comments (4)

  • 美味しそう!僕もこの本を教えて頂いてから何度か挑戦してます。「適量」が面白いと思いんですよね。きっと僕とたまきさんでは、違う伝説が創られているはず。

  • 同感!「適量」に頭来たらこの本は駄目ですね・笑
    でも塩小さじ1って言ったって塩の強いパンチェッタなのかベーコンなのか、パスタを茹でる時の塩分量が何%なのか、言い出したら切りないし他の材料に影響されてしまうから「適量」って書きたくなる気持ちもわかります・笑
    「違う伝説」って言えるくらいの気持ちの余裕に賛成!!

Related Post