朝一番で大倉山へ。以前作らせていただいた伊達冠石のサイトを新たに更新させていただいた。山の上にある事務所へ。
春を迎えた山は自然の息吹と鳥の声でいっぱいだった。
ここまで来ているのに、そのまま帰れない。山頂付近でゆっくりとすすめられている現代のイワクラ。巨大な伊達冠石を見たい。
いつものように「帰りに勝手に見せてもらいます」と言ったのだけど車で案内していただいた。
2年振りに見た巨石。天気予報では雨だったのであきらめていた。(採石場の山は雨が降ると足場が悪くなる)
だけど曇りではあったけど雨を落とさないでいてくれた。(午後、予報通り降り始めた)
立てた巨石の周りにはサークル状に石の壁が築かれる予定。そのために石が割られていた。気の遠くなるような作業だ。
「こんな石もあるんですよ」と化石化した石も見せていただいた。瑪瑙のようなガラスのような質感に変化している部分もあった。
イサム・ノグチも訪れた丁場。写真の一番上の山の壁からイサム・ノグチが彫刻に使う石が出されたという「イサム・ノグチの壁」
こちらのエリアは、まるでココアパウダーをまとった上質のチョコレートのような伊達冠石。うっとり。
解説付きで一緒に回っていただいて、まだまだ知らなかった石の話をたくさん教えていただきました。ありがとうございました、村上さん。言われる通り石からパワーをもらいました。
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伊達冠石のサイト、かっこいいですよね。
うわー、そして、この石たち。
すごいですねー。いつ出来上がるんでしょ、サークル。
村上さんはおもしろい人ですよね。いいお話がいっぱい聴けたでしょう。
いつも笑顔でね。
伊達冠石の表面って同じに見えるけどかなり違う。
その違いを訪ねたらものすごくスケールの大きな話になって。
どろどろの高温の溶岩だったものの冷え方の違いだと。
いろんな形の石が生まれる理由も納得。面白いなぁ。