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石の箸置き

いろんな提案を受けていろいろ作ってみよう!なモードになっている訳ですが。

以前からよく、箸置きを提案される。だけど箸置きって小さくてものすごく作りにくい。大きくても小さくても完成までに例えば10段階必要だったら、小さいものは6段階くらいで完成するわけじゃなくて、やっぱり10段階を経ないと完成しない。しかも磨きは大きなものより大変。しかも、やっと完成しても「小さい」から高いお金をいただきにくい。僕だって箸置き1個に1,500円とか出せないもんなぁ。

昨晩、facebookで小さいものや箸置きの提案受けたので食器戸棚を探してみたら、ものすごく昔に伊達冠石で作った箸置き出てきた。磨くのに苦労したの思い出した。

でも、今は何でも受け入れて挑戦してみますよ。何か発見があるかも。赤御影石で10個作ってみた。箸を置く上面は割れ肌。

側面はツヤ磨きと荒砥。(なんかベーコンみたい)

磨いたり切ったり仕上げたり、午前中かかってしまった。

伊達冠石でも3つ作ってみた。

手前に泥のような部分。上面は割れ肌。

反対側はツヤ磨き。

瓢箪(ひょうたん)の箸置き。磨かないでマットな感じで温かく、という提案で作ってみました。もうこのサイズだと石を何かで押さえる術がないので、左手に石を持って、右手に電動のグラインダーを持っての作業。時々、ダイヤモンドの刃で左手の指を削りそうになりながら30分で出来た。瓢箪の形は箸が置きやすい。いいかも。

せっかくなので底面を磨き。見にくいけど緑色の御影石です。

手前から、瓢箪、(肉のような)赤御影、伊達冠石、の箸置き。

あと、ご依頼の赤御影石のハートの続き。裏表両面磨きの希望。立体的だと磨きに半日かかるので薄い板状にして両面磨いてみた。

右のマットな仕上げの以外に、全面磨き用の立体的なハートも作ってみた。明日明後日、並べなくてはいけないクラフト作品があるので、ハートを磨くのは今度にして、午後、集中して伊達冠石の一輪挿し、磨く。

出来た。これ、あさっての「てとカフェ」に並べようか。

こんなのも、作ってみた。ちょっと見にくいけど前の面を凹で構成してみた。

こんな感じ。

たまき:
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