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姪っ子のハンバーグ

雪のない冬。ありがたいけど、春夏秋冬それぞれちゃんと来ないとバランスが壊れる。田んぼや畑だってあまりの寒さに虫や菌が死んでリセットされるという意味合いもあるのに、これでは。

僕の仕事部屋から見た、朝日を浴びる杉林。

ゴミを出しに行って家の前で撮ったイマソラ。

昼に、泊まりに来ている姪っ子に美味しい蕎麦を食べさせてあげようと思って昆布とかつお節でていねいに出汁をとる。丸平かつおぶしのかつお節で

トッピングの小松菜も茹でる。

2番出汁もとって。料理に砂糖を使うことは、ずいぶん前にやめたけど、つゆの「かえし」を作る時だけは例外。砂糖無しでは作れない。きび砂糖とみりんで。

できました。いただきます。

ほとんど一番出汁だけで昆布も大量に入れたので、いつもより美味しいなんて自分の評価より、姪っ子がひと言「美味しい」って言ってくれただけで丸ごと幸せ。

ゆず、長野の七味、あやこさんの酢豆はお好みで。

食べ過ぎと飲み過ぎで、歌うための大切な道具の喉にダメージがきたカミさん。治すために筆談ホステス状態に。しゃべらずゼスチャーか筆談。昼食後に散歩に行く相談してる。”ノーメークでも可”って(笑)今宵、姪っ子が作ってくれるというハンバーグの打ち合わせも。

カミさんと姪っ子のウォーキングに僕も混ざる。

新緑は最高の被写体だけど、冬は冬の景色や被写体もある。

「枯れ草」って僕にはとても魅力的なテーマのひとつ。

何故か黄色く染まっている竹林。

自分が住んでいる部落の神社に初めて来てみました。

年末に部落の有志の方々が参道を整備されたばかり。僕は仕事がおしていて参加できず。申し訳ないです。

車で動いていると見えない世界がたくさん。やっと部落の神社に来られたのは、姪っ子のおかげだ。

昔はここに必ず愛犬小春がいたんだけど。

雪のない冬だ。(でも、厳冬期にたくさんの石彫りのノルマがある今年はとてもうれしい)

散歩から戻ってお茶。一杯分の紅茶を作れるお気に入りのカップ。紅茶飲みの僕が数年前に実家で見つけて「いーな、これ」を延々繰り返していたら母親がくれたw
陶器で出来たカップの口に、陶器の茶漉しがぴったりはまり、むらすための蓋も付く。ほんと良くできてる。

街へペンを買いに出かける。

今月の月初めは図面仕事が入っていたおかげで、石彫りではなく家での仕事。一緒に昼食も食べられて散歩くらいなら付き合えてお茶も出来る。いつもなら無理だった。このタイミングでなんて幸せ。

そして、そのパース描きや図面を書く仕事も佳境。
パースを手描きするのは当たり前だけど、この時代に図面も手で描きます。そのための細いペン先のペンをたくさん買ってきた。いつもの街の文房具屋さんは「これは古い製品だから」って半分のペンのお代をとらなかった。「ありがとうございます」って言われたから「ありがとうはこちらこそです」って返した。このペンを使って明後日までには仕上げて、雪のないうちに石彫りに戻らなければ。

そして今宵の食事は姪っ子が作ってくれますよ!

ハンバーグですよ!

嬉しすぎて一緒に記念写真も撮りますよ。

サイドメニューにカミさんが白菜のサラダを作ってくれた。ほんの少しだけ火を入れた白菜に、あやこさんの酢豆と、黒豆茶を飲んだ後の黒豆を混ぜてあって、これがとても美味しい。姪っ子にも大好評。よく白菜のサラダに豆を合わせるなんて思いついたな。

ハンバーグは最高に美味しかった。春から社会人になる姪っ子の、就活や、人との出会いや、ここまでの現実と戦ってきた話を聞いていたら、久しぶりに心がぐらんぐらん動いた。涙こらえた。一生懸命生きるって事に、老いも若きもない。

たまき:
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