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田んぼの水とアフリカのバッグ

昨日の雨の名残。

家の鯛釣草が咲き始めた。

葉の背の高い2つの人参は73日目。

東京個展にはいつもの軽の1BOXに全ての作品と展示台を積んでいかなければいけない。どう考えても積めないので作品台を入れ子にすることにした。いわゆるマトリョーシカですね。幅と奥行と高さを板の厚み分だけ小さくしたセットを作って、重ねられるようにしてひとつの台と思いきや中からどんどん出てくるのを2セット。IllustratorをCAD代わりに捨てるところが殆ど無いように、コンパネの大きさにパズルのように材料を当てはめる。

コンパネを買いに行ったり、仕事場への行き帰りに、、、

僕の住む地域でも田んぼに水が入り始めた。

稲の葉が伸びて辺りが緑に変わるまでの、ほんの少しの間、この前まで土塊だったところが鏡を敷き詰めたように明るく変わるのが、田園に住む喜び。

夕方、今日から開催の「やきものとアフリカ・バック展」を見に Gallery エミシ工房へ。チャオ!

鉄分が黒い玉のようにぽこぽこ浮き出ているのがオシャレ。

そしてアフリカのバック。素敵。ものすごく素敵。そして値段を見てその安さに驚いた。初日なのにあっという間に売れた、というのも納得。

型にはまったものを作るだけじゃなくて、縦横無尽な作風も池田さんの魅力。

だけどどれも池田さんの作品なんだよなぁ。

焼き物のブローチがあったので眺めていたら、「この止め金具も作ったんだよ。」と池田さん。針金細工を作って売りながら海外を放浪していたんだからプロだ・笑 このくらい大きい方が逆にオシャレ。叩いて固くする、という技を教えてもらった。なるほどー。

美味しいコーヒーをいただきながらおしゃべり。会場でたまたま会ったあやこさんも一緒に。楽しい。思えばちょうど1年前は池田さん夫妻と、あやこさんと僕で一緒に作品展をやっていたのだった。あっという間に一年だ。

また一緒に作品展やって、仙台から安い直行便が出た台湾の屋台で打ち上げ飲み会やろーという話で盛り上がる。実現したい!

池田さんとこのチャオと熱烈なサヨナラしてるあやこさん。

5月の8日まで開催してます。おすすめですよ。(※詳しくはこちら

会場であやこさんに冊子もらった

facebookで見て気になってた。ありがとう。(明々後日から開始の作品展布染も!

草木染めをしているあやこさんの草木の話も連載中。

帰り道。どんどん水が入っていく。

麦畑。黄金に輝く麦秋ももうすぐだ。

現代美術のような轍が見られるのも、水の入り初めのほんのひと時。

たまき:
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