作品展の終わり

地元の友だちと地元で開催した「陶器と石と染物展 その二」の最終日。最終日の今日は作家全員10時には会場にみんなで詰めてお客様を迎えようと、昨晩の打ち上げで決めて10時には全員集合。

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会場へ向かう途中。思わず、車を停めてiPhoneで写真を撮ったよ。身近に当たり前のようにこんな風景があちこちで展開する季節。見ただけでそのまま通り過ぎることは無理。

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作品展会場からの景色も、青空と黄色の菜の花と蔵王。パーフェクト。今回の作品展を提案してくれたあぐりっとの代表の堀米さんが菜の花のピークを考えて決めてくれた期日のおかげです。こんな素敵すぎる借景の作品展はそうそう出来ません。

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最終日の今日。友だちがお重にランチを詰めて来てくれました。っていうかさゆりさん半年ぶりだよ!会いたかったよ。やっと会えたねって思わずハグしてしまった。(男からいったらセクハラだ。ごめんなさい)

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僕はさゆりさんと同じ年に同じ愛知で生まれてる。そして宮城で出会った。
おじゃこの入ったおいなりさん甘くなくて美味しすぎ。
最終日と言う事もあって、お客様がひっきりなしに来ていただいたのに、さゆりさんが作ってきてくれたお重をいただく10分間だけお客様が途絶えて友だちだけでテーブルを囲んだ。なんて幸せなランチ。

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作品展の終わる頃、あやこさんのおともだちが、菜の花と蔵王が輝く屋外のテラスでクリスタルボウルの演奏をしてくれました。

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一緒にいたみんなに実際に体験させてくれました。倍音の唸るような音に包まれる体験は、肉体に心地良い体験だった。そして実際にやらせていただくと聞こえている音は同じようでも、体に感じる音は全く違う。これは「聞く」のではなく「体感」するものなのだと感じられる体験でした。実際に自分でやらせていただくと伝わってくる波動がすごい。何かに全身が包まれる感覚の幸福感。素敵な体験をありがとうございました、眞理子さん。

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chihiroさんのカフェとも今日でお別れだ。いい年していまだ夢を食べて生きて行こうと思っている馬鹿者(な俺)にとって、キラキラした顔で本気で夢を語る人に出会えることほど幸せなことはない。今回の作品展で僕はどれだけ彼女にエネルギーをもらったか。コーヒー苦手なのにchihiroさんのコーヒー何杯も飲んだ。

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本当は全員で撮りたかったんだけど、用事で今日は一瞬しか会場に来られなかったchihiroさんをつかまえてカミさんと僕と3人で撮ってもらった。

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そして、朝思い立って作ってくれたランチとか、初めてのクリスタルボウル体験とか作品展の最後の日を飾る幸せなイベントが友だちによって当たり前のように行われる幸せな日でした。陶芸の池田さんはご自宅でギャラリーを始められるから、こんなに楽しかったけど、この3人での作品展はもしかしたらこれが最後かなと思いながら、ちょっと切ない気持ちでシャッターを押した。
今回の3人での作品展、最高でした!どうもありがとう。

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もう、器は買わないで死んでいこうというルールをやぶって、今回の作品展のカフェで使われていた織部の銘々皿に一目惚れしていたカミさんが、売り物じゃないのに欲しい、欲しいといって5枚いただいた。いつものことだけど池田さんは友だちだからお金いらないという。モノツクリがどれだけお金がないか知っているから、ちゃんと請求してっていったけど結局、僕らに払える(安い)額でこんな素敵な器を譲っていただきました。ありがとうございます。

さっそく今日の夕食に使わせていただいて乾杯しました。楽しかった大人の文化祭が終わってしまった。