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金山城

一度、金山城(丸森町)の石垣は見たほうが良い、と教えられていた。

ものすごく青空のきれいな日の午後、久しぶりに夕方までは仕事のないカミさんとふたりで行ってみることにする。

いきなりきつい坂道。

不動堂。石碑には「信ずれば花ひらく」とあった。

八風ふけども不動。

最後にここを登ると、

石垣。風情はあるけど少し崩れかけてすき間も大きい。

山の頂上に築城するのは相当大変なことだろう。

とりあえず石垣の前で記念撮影。

角は崩れそう。

加工の跡が見えた。

苔むした石の手水鉢。

眼科にあたりを一望できる。天守閣からの眺めはすごかっただろう。

金山城は相馬の家臣 井戸川将監・藤橋紀伊守によって築城したとされている。そして伊達と相馬の間で争奪戦となったこの城が天正12年に伊達に帰属することに決まった際に、伊達政宗が最も手柄のあった家臣の中島宗求にこの金山城をあたえたそうだ。そしてそれから十四代目の中島信成の略歴を見てびっくり。この写真クリックで大きくできるようにしておきました。
十四代目 中島信成 戊辰の役に出陣、維新後七十七銀行を創設する。

ってこんなところで七十七銀行のできるきっかけを知ることになるとは思わなかった!

青空がほんとうに綺麗だ。

登ってくる道も、本丸跡もきれいに整備されている。

 

  

今年の異常な気象であちこちであじさいが狂い咲きした、とカミさんに教えてもらった。

蕾もこんなにたくさん。もう冬になりますよ!

今年2回咲いてしまったあじさいは、来年、花を咲かせることはできるのだろうか。

色づいた落ち葉がきれい。

くるみの殻を見つけたカミさん。

いくつも落ちていた。

いろんな種類のどんぐりも山のように落ちている。

石と苔と紅葉した落ち葉。素晴らしい組み合わせ。これを肴に酒飲めるよ。

まだ少しだけ時間があったので地元の喫茶店へ。

僕は紅茶飲み。毎朝、紅茶を入れることから一日がスタートする。

なんだか仕事が続いて、追い立てられるような日々だ。カミさんとゆっくりしたのも久しぶり。そして今日の半日の金山城行きが今年最初で最後の紅葉狩りになってしまうだろう。キャンプにも行かれずに。。。

たまき:
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