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蜘蛛の糸と朝露のダイヤモンド

今朝もものすごい濃霧。

家の裏の田んぼに濃霧で霞む風景を撮りに行った。

あたり一面の穂のついた草に蜘蛛の糸がまとわりついて、

そこにびっしりと朝露が連なって、

光り輝く造形が辺り一面に。

うっとり。早起きは三文の徳。

ちなみに「三文」って現代の貨幣価値に換算すると100円弱くらいらしいですけどね。あ、そういう問題じゃない?

庭の花の後に種になったニラも、蜘蛛の巣だらけ、朝露だらけの美しい姿。

仙台に打ち合わせに。街路樹の銀杏が色づいて空に映えている。

打ち合わせの後、八幡杜の館へ。ここでも1件打ち合わせ。

そしてボーダーレス・アートカレンダーの原画展を見る。

半月ほど前に、とても印象に残った文字を執拗なまでに書き連ねる作品に再会出来た。僕はこの人の字の形や、字を詰め込む感じが、すごく自分の中にある感覚と近いと感じる。

これを書いているちはるさんのお母さんが会場にいらして、これを書いている時の様子など、いろいろお話していただいた。(許可を得て撮影しています)

庭も綺麗なので少し見て会場を後にする。

嘉一の鶏だけで作ったスープのラーメンの昼食。スープはもとより、縮れた麺も、山形の冷たい肉そばのように固い固い鶏肉のスライスが一度美味しいとなった人は大変だ。ここのラーメンは他では代替が効かない。

先日のラウンジセミナーの際、同じテーブルになった方が以前参加されていた、球体関節の人形の教室が開かれると教えていただいて仙建ギャラリーへ見に行く。「創作人形教室ミッスルトゥ教室展」。四谷シモンを知った昔から、球体関節人形に興味がある。

阿部敬四郎ギャラリーで横江逸美さんの油絵を見る。年齢が1才違いで生まれたところも同じ画家。それは全然関係無いけど、すごく良かった。そして微妙に重ねられた鮮やかで深い色の味わいは、写真や印刷では伝わらない。すごく良い絵だった。オススメの個展です。(11月10日まで)

帰り道の夕日。

 

たまき:
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