世界1周雑貨店

 更新を楽しみにしていたブログが(とりあえず)終わってしまった。プランを提出し選ばれて世界に雑貨を買い付けに行く「世界1周雑貨店」お金をもらって自分の行きたかったところへ行って買いたい雑貨を選んで買ってギャラまでもらえるなんてうらやましい、と単純に5000人を超えるバイヤー希望者の審査を見ていたけどブログを読んでやりたいことでも「仕事」にすると大変だ、と言うことを改めて思い知らされた。買い付けして写真撮って選んでブログを書いて。だけどこのブログの面白かったこと。この数ヶ月で一番面白いブログだった。自分の20代の頃の海外旅行はひとりで孤独に美術館を回っていた。あの圧倒的な孤独感は今でも自分の宝なのだけど(インターネットがある今はあの感じを体感するのは物理的にも無理だ)バイヤーに選ばれたSandyさんの旅は友だちに囲まれ助けられなんとも楽しそう。写真も素晴らしくよくこんなの撮れたなと思う写真が当たり前のように連日エントリーされていた。自分でカメラを持って町を歩いたことがある人ならわかるだろうけど「寄っている」のだ、人にも物にも。なかなかそこまで近寄れないよ、という距離まで。きっとそれを許してしまう人柄なんだろうな、そしてそれがブログに登場する仲間との交流にも感じられた。もう少し続くみたいだけど旅は終わりのようでちょっと残念。でもSandyさん、買い付けご苦労様でした。