カルムイク共和国 02

 もう15年前に行ったカルムイク共和国の事を時々思い出しては書いていく「カルムイク共和国」カテゴリーの2回目。

 カスピ海沿岸の国。(クリックで拡大)
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 モスクワからバスのような小さな飛行機に揺られて、カルムイク共和国の飛行場に着いて迎えの車で凸凹道を数十分揺られて着いた首都エリスタで最初に見たのはスターリンの銅像だった。

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 スターリンの銅像のある広場は週末、野外ディスコとなり大勢の若者が踊るのをスターリンが見ているのだ。ディスコ世代だった僕も毎週末を楽しみにして、同じようにダンスの好きなトゥバ共和国のマイオールと踊りに行った。マイオールとは共通の言語が無かったけど楽しかった。

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 スターリンとディスコの組み合わせに最初は驚いたが、音楽とダンスまで規制したら国民の不満が爆発してしまうので発散の場として規制を緩やかにしている、という話も聞いた。

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 スターリンの後ろの白い建物がホワイトハウス(大統領府)。写真に写っているのは広場の半分。これだけの広さの野外ディスコが人で埋まるのだ!