河合隼雄

 30代って肉体的にも精神的にも変化があって辛い時期だったなぁと思う。そんな時、著書やTVの発言で精神的にずいぶん救ってもらったのが河合隼雄さんだった。今日、訃報に接した。共著が多くどれも面白いのはきっと河合隼雄さんにはみんな本音を話してしまい、さらには自分でも思ってなかったような思いを言葉にさせる力のある人だったんだろうな、と思う。新しい時代に新しい言葉を聞けないかと思うと寂しいけどもう一度著作を読み直してみよう。