さくらのリゾット

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 夕食に久しぶりにリゾットを作った。今の季節に合わせて桜のリゾット。
というのは嘘で白ワインが無かったから赤ワインを使ったのでこんな色に。具はシンプルに台所にあったタマネギとショルダーベーコンだけ。最後にバターとパルメザンチーズ。米はもちろん面川さんの米。料理を始めたらつきっきりなのが大変なだけで18分間だけ、スープを足し焦げ付かないように木べらでかきまぜるだけこんなにおいしい一品が出来るのでリゾットは最高。アウトドアでだって、ただかき混ぜてればちゃんと出来上がる。たまにどうしてもお店でも食べたくなるのがリゾット。
 ちなみに今まで食べたリゾットの中で一番美味しかったのは、半月のように半分に切った丸のパルミジャーノ・レッジャーノ中を少しかき取ったものをスイカのように立ててあって、完成間近に席までサーブしてくれてほぼ出来上がったリゾットをかきとったくぼみの中に入れ更にお酒を注ぎ火をつけて、スプーンで熱で溶けたパルミジャーノ・レッジャーノをリゾットに混ぜるように和えて皿に盛ってくれるというものだった。思い出しただけでノドがなる。だけどこの店は残念ながら潰れてしまった。出かけては隣のテーブルのおばさま達のグループがこんなことを言い合っていたのを良く聞いたものだ。
「ここのピザ生地が薄くてけちってるわよね」(宅配ピザはパンタイプのアメリカンで本来ピザは生地が薄い方が美味しいんですっ)
「あらま、この店はコーヒーまでけちってこんなちょっとよ。」(デミタスカップに入れられたものすごくおいしいエスプレッソなんですけど)
田舎にはちょっと早すぎたようだ。。。