中華鍋でミートソース

081023
 用事ででかけた「あぐりっと」で地元のお百姓さんの原木のしいたけを買ったので夕食に網で焼く。浮き出てきた旨みたっぷりの汁をこぼさないように決してひっくり返さない。そこにあわ漬けを数滴垂らせば最高の酒のつまみだ。しいたけでも牛タンでも焼くとすぐひっくり返す人がいて一番美味しい旨みの詰まった汁を何でこぼすのか!と反射的に言ってしまうので、親しい人には汁大王と呼ばれてしまう始末。
081023
 庭に去年植えて芽が出なかったイタリアンパセリが芽を出し勝手に育っていた。
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 そこで今日の夕食は沢山作っておいて冷凍しておいたミートソースを解凍してメインディッシュにする。
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 ちなみにこのミートソース、先日ふと同じ手間なのだから一度に大量に作ってみようと思いついて、いつものフライパンではなくて4人前のチャーハンも一度に作れる直径36cmの中華鍋で作ってみた。写真だけ見ると麻婆豆腐を作ってるみたいだけどミートソース。ミートソースってイタリアのボローニャ地方の料理ボロネーゼのことで本来のレシピは牛挽肉なんだけど僕はいつも豚挽肉。カミさんも僕も豚挽肉で作る方が好きだから。肉の変な臭みが出ないように肉にしっかり火を通すと美味しいのでずっと強火でつくるのだけど、その点でも中華鍋を使ったのは正解だった。焦げる寸前で赤ワイン、ふたたび焦げる寸前で水煮のトマト缶というタイミングをはかると濃厚で美味しいソースが出来上がる。そして気が付いたことがひとつ。料理は何でも大量に作った方が美味しい。中華鍋で大量に作ったミートソースがいつもより美味しい気がする。さらに煮物は冷えていくときに味が出ると言うから冷めてから冷凍したのでそれもおいしさに一役買ったかも。それにしても一度に大量に作れば麺をゆでるだけで食べられるので忙しいときにもいいし、しかも美味しさがアップしてるなら言うこと無い!とちょっと嬉しくなった。