妖しい夕焼けと居酒屋我家

夏の名残り。下半分はイギリスの美味しいペールエールビール”Bass”。上半分はホッピー。

ガンガン砂吐いてくれてる、熊本のあさり。昼に水から上げて冷蔵庫(そうすると旨味が増す)夜には僕らの胃袋に入ってしまう予定。ごめん。

あずき。小豆。

畑になってるの初めて見た。乾いたサヤを開くと小豆が並んでる。可愛い。ほら!と剥いてくれた、僕の大好きなお百姓さんの婆っぱ(お婆さんの愛称:ばっぱ)の手。一生懸命働いて生きてきた人の手は本当に、本当に、素敵だ。

小豆畑の向こうの空。

今年は滅茶苦茶な天気だったから米も豆も大変だ。

本日も炒飯なり。いつも卵と長ネギだけなんだけど、今日はひき肉の残りと抜いたばかりの大根の葉っぱ入り。んまかった!

午後の仕事を始める時の空。

夕方、空が劇的に。

助手席だったので走りながら写真が取れた。

うっとり。

いつもの単線が映画のワンシーンみたい。

いつもと違う妖しい色だった。

妖しい赤だった。

妖しい色の天体ショー。

短い時間だったけど堪能しました。

さあ、今夜は居酒屋我家、開店です。熊本のあさりが安かったので昨日カミさんが買ってきたので3%に塩水につけて砂出ししておいた。

それを昼に水から上げて冷蔵庫へ入れておいた。水にずっとつけておくと味が抜けてしまうから調理の数時間前に水から上げておくと旨味がぐっと増すと、赤坂のイタリアンのお店「ラ・スコリエーラ」の山田清統シェフに教えてもらった。

友だちではなくて雑誌の”dancyu”で教えてもらったんですけど(笑)このシェフのレシピ、とても美味しいのでボンゴレ・ロッソはいつも、山田清統シェフバージョンで作ってます。

鶏皮を時間をかけてじっくりとカリカリになるまで焼いた。

たっぷりと出た鶏皮の油で長ネギを煮るように炒める。

婆っぱに「太いところを狙って持っていがいん(太いのを選んで持って行きなさい)」って言ってもらって畑から抜いたみずみずしい大根おろしたっぷりにポン酢と共に。

鶏皮をカリカリに焼く時にたっぷり出た鶏皮の油で煮るように焼いた長ネギ。


カリカリ鶏皮 on the みずみずしい大根おろし with ポン酢

昨日から砂を吐かせていた熊本のあさりを、カミさんが酒蒸しにしてくれた。

スペイン風の酔っぱらいのジャガイモも作ってくれた。

大根おろしとカリカリ鶏皮と鶏皮油で焼いた長ネギを一緒に食べたら至福。

居酒屋我家、開店。
和洋折衷になってしまってツマミによって赤ワイン、日本酒(多摩自慢)、ビール(金麦)と、忙しい。美味しい。幸せ。

おまけ。赤坂のイタリアンのお店「ラ・スコリエーラ」の山田清統シェフのレシピで作ったボンゴレ・ヴェラーチェの動画、ふたつ。