モリー先生との火曜日


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「モリー先生との火曜日」
を読んだ。


先生と教え子っていうのも人間関係のひとつで
先生が生徒に一方的に影響を与える関係ととらえられがちだ。
生徒に教えられる事などないとうそぶく教師さえいるけど
お互いに影響し合い教えられる関係があるときこそ
他の関係と同じく、師とその教え子の関係も素晴らしい。
モリー先生は一見影響を与えているだけのようにみえるけど
教え子に支えられ影響されてもいるように思える。
それにしてもこの教え子は師にそうとう人生を変えられただろうな。
他人に自分を変えられてしまう至福。
自分を変えられてしまうことを至福と思える関係に出会えたときすごく幸せを感じる。
モリー先生の言葉
「人生のはじめ、子供のときには生きていくのにほかの人が必要だろう?人生の終わりにも、私のようになれば、生きていくのにほかの人が必要だろう?」
「しかし、これが大事なところで、その中間でもやっぱりほかの人が必要なんだよ」