スゥイングガールズ

スゥイングガールズを見た。
高校生が試練を乗り越えて最後には拍手喝采を浴びるってまるで「ウォーターボーイズ」そのままじゃん、とか言わないように。
男子高校生の「ウォーターボーイズ」の女子高校生版じゃん、パクリじゃん。って自分の作品だからパクってもいいのです。
どちらも監督・脚本は、矢口史靖なのです。
というか物語も突っ込みどころ満載なのです。


いくら荒唐無稽な物語とはいってもちょっと破綻し過ぎ。
「ウォーターボーイズ」にはそーゆー破綻はなかったんだけどなぁ。
それに、ちょっと努力すると最高の結果を得る事が出来る、という昨今の人々のニーズにもしっかり応えていて楽器を弾けるようになるまで練習したことのある人は怒りの感情すらわくかもしれません。
それでも、げらげら笑って楽しみました。「ウォーターボーイズ」はげらげら笑いながら時々泣いてましたけどスゥイングガールズはただただ笑ってみてました。
それにレイトの\1200だったから全然OKです。楽しみました。
ところで。僕はどんな映画も必ずエンドロールの最後まで見るのです。ついつい細かなクレジットまで見てるのです。(今回は「音楽」にミッキー吉野なんて懐かしい名前を発見しました)
でも、僕みたいな人は普通は半分以下でエンドロールが流れると帰りを急ぐ人たちが我先に立ち上がり良く見れなかったりするのだけど、今回はエンドロールが流れて立ち上がって出て行ったのは二人だけだった!びっくり。エンドロールに流れていた往年の名曲の力ではないだろうか。きっと、気持ちよく最後まで聞きたかったんだよ。