山木屋ジョイフルオートキャンプ場

 昨日から1泊で山木屋ジョイフルオートキャンプ場へ。本当はひょんな事から知り合った家族のみなさん達と合同で仙北(仙台の北=宮城県北部のことをこう呼ぶ)に行く予定だったのだけど前日まで記録的な大雨、当日の天気予報も思わしくなくやむなく延期にした。でも、昨日の朝、晴れていたのでどうしても行きたくなり急遽ガイドブックから適当なところを選んでカミさんと愛犬とで南に下って福島県のキャンプ場に行ってみた。途中、小雨。
 キャンプ場に着いても空は厚い雲に覆われ時々雨がポツリ、ポツリ。それともの凄い烈風。なんとかテントは張ったもののタープは強風に飛ばされてしまい危ないので張るのを断念。先日作ったウォータータンク置きの椅子はとても便利だった。
061009
 今宵の晩餐は青森の方にいただいた八戸名物せんべい汁。(参考:八戸せんべい汁研究所)鶏・醤油味のスープにせんべいを割り入れ煮込みアルデンテの状態で食べるというもの。初めて食べたけどとても旨いものだった。また食べたい。2週間ぶりの酒。(ビール 2500ml、梅酎ハイのお湯割り3杯)
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 ダッチオーブンではローストビーフを作る。カミさんがキャンプって食べて、寝るっていうシンプルなことだけをするんだよね、と言う。確かに。僕の仕事場とキャンプ場って物理的な違いは無く毎日がアウトドアライフだ。だけど決定的に違うのは「何もしなくてもいい」ことが保証されている感じがすること。仕事場だともちろん仕事しなきゃだし仕事が無くても仕事場の整備とかやらなくてはいけないことがたくさんある。何も考えずただ料理して食べて寝るっていう幸せがキャンプにはある。
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 バーベキューコンロを挟んでせんべい汁をつまみにビール。旨い、旨い。カミさんは27分1000円の風呂に入る。十七夜の月が時々顔を出したが夜の間中テントがとばされてしまいそうな烈風が吹き続ける。2時間おきにテントの周りを一周りしてペグや張り綱のテンションを確認する。夜中の2時にはペグが強風のために1本抜けていた。前回のキャンプでは夜封筒型の寝袋だけではあまりに寒く風邪をひいてしまった。今回はマイナス6度までOKの寝袋(実用温度はプラス10度だというので耐寒温度はプラス4度)を買ってそれを封筒型の寝袋に入れて使ったので山の上の大風の中、ポカポカと暖かく過ごすことができた。大風で眠れなかったけど。カミさんは夜寝られないって言うのもキャンプの醍醐味のひとつだよね、だって。なんて前向きなんだ・笑
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 久しぶりの酒のせいか睡眠不足のせいか少し頭痛がするが朝食作り。ワンバーナーでカリカリベーコンを作りしみ出した油を使って目玉焼き。網に乗せて食パンをトースト。即席スープとチーズ、エスプレッソの朝食。
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 ランタンスタンドハンギングドライネットをかけて洗った食器を入れておくとあっという間に乾いた。前回のキャンプ同様、帰る日の天気は最高なのである・苦笑
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 これが初日だったらなぁというほどの好天。
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キャンプ場はトイレも炊事場もキレイ。オートキャンプサイトは上・中・下と大別されていておおざっぱに区分けされているけど1区画がとても広くとられている。犬連れは下と決まっているがすいているときは頼めば上や中でも良いみたい。全部見て回ったら上がとても素晴らしい。地面は平らだしロケーションも良い。次回は是非上に泊まってみたい。遊び道具や諸々の道具を無料で貸してくれるしとても良いキャンプ場だった。きっとまた来る。
061009