中華鍋

 中華鍋を買った。10年以上使ってきた今の中華鍋は取手の部分に木が使われていて高熱使用に耐えきれず炭化が進んだようでゆるんできていた。それを買うときは真っ赤になるほど焼いて使うことを知らなかったので家庭用の木の取手のを買ってしまったのだ。今回は念願の取手も鉄の直径36cm。引退記念に今までのと一緒に写真を撮ってみたらずいぶん大きさが違う。ちゃんとあおれるかな。
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 僕は今でもテフロン加工のフライパンが好きになれない。水分を飛ばすことで味が濃縮されるっていう料理の基本技を使えないから。ミートソースでも焦げてしまいそうになるギリギリのところでワインを入れまた焦げてしまいそうになるギリギリのところでトマトを加えていくとおいしいんだけどテフロンだといつまでたってもべちゃべちゃのソースのままになってしまう。よく焦げ付くから嫌い、と言う人もいるけど使う前に良く焼いて、使った後油さえ差しておけばそんなことないんだけどなぁ。大好きな餃子も鉄のフライパンじゃなきゃ絶対皮カリカリに焼けない。ちゃんと手入れしたフライパンならフライ返し使わなくてもフライパンを揺するだけで焦げた餃子の皮が底からスッと外れるし。テフロンだからこそおいしい料理って言うのもきっとあるんだろうけど。
 夕食に回鍋肉でもつくろう。お昼にとりあえず良〜くカラ焼きして油だけまわしておいた。これから長いつきあいになるだろう。
追記:夕食に4人分の回鍋肉を作りました。豚肉200g、キャベツ600g。ザク切りのキャベツ600gがどれだけ大量か料理をやっている方ならわかるでしょう。でもこぼすことなく余裕であおれる大きさでした。重さはそれほど感じなかったんだけど出来上がった時左手首はかなりやられてました・笑