大晦日2007

 実家での大晦日。


 朝起きて撮った1枚。僕は果物は食べない。
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 庭には冬だというのに花が。僕の作品も庭に大事に組み込んでもらっている。親馬鹿に感謝。
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 超綺麗好きの父親には犬を家に上げるだけで言語道断、毛をちらしまくるなんて考えられないだろうに「いいよ」というので連れてきた。オオカミが先祖の犬は組織の親分を間違えたら生きていけない。最初に父親に挨拶に行ったのは正解だ・笑
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 カミさんは大学教授の職を退職したばかりの声楽家の元へ大晦日だというのに歌のレッスンへ出かける。(ありがとうございます)カミさんは今の先生にレッスンを受けられることを本当に喜びとしている。自分では聞こえない自分の声を聞くには他者の感覚を必要とする歌のレッスンにはどうしても「師」が必要。だけど表現者として尊敬でき人間としても尊敬出来る「師」に出会えるのは希有なのだと言う。でもカミさんはいろいろな人に教えていただきながら終にそのような人に出会えた、そのことをとても感謝している。(もちろん今までの先生にも)
 そして本当に今の先生を信頼している。カミさんにとってかけがえのない存在らしい。そのような「師」に出会えて良かったなぁと思う。僕も「出会い」で人生を変えている人間だ。「出会い」が人生を根本から変える力を秘めているのは日々、深く実感している。
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 カミさんがレッスンで都会へ出かけてしまったので犬の面倒を見ざるを得ず都会へ新しいラーメンを食べに行くことも出来ず、両親にはボロネーゼ(ミートソース)を作って僕は地元で評判だと言うのラーメン屋へ行く。ボロネーゼは好評だったけど僕の食べたラーメンは、僕にはいまいち。豚骨は旨さより臭みが強く麺に魅力が無い。フランス料理屋さんのような店構えですごいんだけど。帰って愛犬を公園に散歩に連れて行く。
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 ちゃんと犬のフンの後始末もしてますよ。
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 いつものように繋がれないで走り回るとは行かないのだよ、都会では。許せ、小春。でも都会なのに自然豊かでリードに繋がれながら愛犬も喜んでいる。
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 うっそうとした林だ。
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 母親に犬をまかせ一眼レフの撮影の修行をさせてもらう。
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 と、愛犬小春がうっそうとした草むらに吠える。なだめていたら草むらから初老の方が出てきた。草むらの中で暖をとって暮らしているようだ。壁と屋根のある暮らしに感謝。生きていくって大変だ。
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 川にも鴨がいたりして。でも年末年始以外は上流に工場があることもあって川の水はこんなにきれいでは無いらしい。生きていくって大変だ。
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 カミさんもレッスンから戻りみんなでコージーコーナーのプリンのおやつ。
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 大晦日は息子のために大奮発したらしい「今半」の牛肉とタレですき焼き。人生で一番旨い牛肉だった。だけど出来るだけ食べないで生きることを目指している僕にはちょっと量が多すぎて用意してくれた肉の半分を食べるのがやっと。でも美味しかった。食べるのは少しを目指しているのにビールが止まらないのはいつものこと。飲んで飲んで話して2007年が過ぎていった。