虫取り

 男はおやじになってしまっても網を持って虫を追いかけた子供の頃のあのワクワク感を忘れられないみたいだ。少なくとも僕は。特に飛ぶ虫がいけない。
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 なかなか近寄らせてくれない糸トンボを藪の中で待っている内に向こうから近くにとまってくれて羽根を広げるのをじっと待っていたらおもむろに広げてくれた。確かにこれから広げるぞ、とその目が語っていたような気がする。本当に見つめ合っていたんだから・笑 ちなみにこの夏の季節に藪の中で10分近くじっとシャッターチャンスを待っているとどうなるかというと足と手を合わせて30ヶ所くらい蚊に食われます。
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 アゲハ蝶がこっちに向かって飛んでくるところもゲット。
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 オニヤンマはとにかく矢のように早く飛ぶ。望遠で流し撮りで追いかけるにはオートフォーカスではもう焦点が合わない。望遠でマニュアルフォーカスでオニヤンマの動きに合わせて流し撮りだ。やった、撮ったと思っても目に見えないスピードでUターンしていて写っているのはぶれた葉っぱだけなんて何枚も。これでも良く撮れた方。ちなみにISO1600。
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 ジャストでピントが合っていたのはこれ。でも、流し撮りがオニヤンマのスピードに追いつかずギリギリのフレーミングだ。
 子供の頃は捕虫網で虫を捕っていたけど網を一眼レフに持ち替えて未だに虫を撮ってます。