中野行山・佐々木吉美二人展

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 お世話になっている造園家の方が盆栽鉢の中野行山さんとの二人展を開催中なのでひとり車を飛ばし東北の宮城県から鹿沼まで出かける。土曜日はETC割引だし。「中野行山・佐々木吉美二人展
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 佐々木さんはさつきの盆栽で有名な方。でもこんな小さなものも可愛らしい。
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 僕に盆栽を見る目は無いのだけど佐々木さんの盆栽を何度か見せてもらううちに「好み」は出てきた。
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 でもついつい主役ではないビロードのような美しい苔に目がいってしまったりする。今苔を組み合わせた石の小品を作っているのだけどこんなに目の詰まった美しい苔はなかなかない。
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 会場では高校の華道部の生徒の作品も展示されていたり琴の演奏やお茶も供されている。
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 おいしい一服でした。
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 佐々木さんが多く使っている行山さんの鉢はなかなか手に入らず何年も待っている人もいるのだとか。落ち着いていて自然な色と肌合い。こんなトンボを象眼した鉢もあった。トンボは前にしか飛ばないから縁起が良いのだそうですよ、と行山さん。
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 佐々木さんや行山さんらと一緒にお昼におそばをいただく。行山さんは愛知県で制作されているとのこと。関係の方が愛知からたくさん駆けつけていて一緒に話をさせていただいた。僕の母親の田舎が愛知県なので子どもの頃夏休みにいつも過ごしていたおじちゃんおばあちゃんと話していたその言葉のイントネーションは懐かしい気持ちになった。
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 会場の小林産業で海外への出荷のために検疫中という盆栽。海外向けのこの盆栽の大きさ!でかい!
 宇都宮まですぐなのでみんみんで餃子を食べて帰ろうと思っていたのだけど風邪で絶不調になってきたので昼食後すぐ帰路につく。楽しい時間をありがとうございました。(明日までやってます。興味のある方は是非)