それでも、新緑

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 原発の事を考えてしまうと悲しみと怒りに支配されてしまうけど目に映る世界だけは少なくとも美しさを増している。
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 空にぽっかり浮かんだ雲。
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 その雲を田んぼの水に映して見るのがこの季節の楽しみ。でも、あっという間に稲が生長して田んぼに空を映してみる楽しみは奪われてしまう。稲刈りの後は水が抜かれるから空を映すべくも無い。意外とこんなささやかな楽しみを味わえる期間は短い。
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 水路にまたがるように倒れた木の幹に流れる水路の水が反射してキラキラ光っていて思わずカメラを構えていたら愛犬小春が脱兎のごとく倒木の近くへダッシュ。
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 オスのキジだ!大きな体を空中に舞い上がらせるのはなかなか大変そう。バタバタと音を立てながら逃げていった。
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 「これが ア・タ・シ の実力よ」とでも言いたげな顔だけど小春は逃げるモノにだけ強気だ。向かってくるモノには猫にだってひるむ。飼い主に似たとは思いたくない。
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 下の方の葉は大きく開き、上の方の葉は垂れている植物。形が面白くて気になっている。
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 この季節、雑草か何かの新芽がおいしいのか小春は草むらを喜んで散歩する。