夕日の中で

120617
 昼の愛犬小春との散歩の時に撮った写真。
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 この時期、雨が降ると一気にいろんなキノコが出てくる。
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 廃屋のポンプ小屋は草に完全に飲み込まれている。
 草刈りをしなければ田んぼも畑も家もあっという間に自然に飲み込まれる。
「自然」ていう言葉に対する感覚は都会の人と田舎の人では相当違うだろうな。都会の人が思うほど良き物というより過酷です、きっと。
 夕方。世界があまりにも美しくキラキラしていたのでカミさんと愛犬小春を誘って田んぼへ。
小春と一緒に見た景色の動画です。例によって何も起こりません。退屈です。クリック注意。

つまらない動画のお詫びに、こんな美しい夕日のせつない日にふさわしい曲を貼っておきます。
椎名林檎。落日。

上の動画でグッときたなら長谷川きよしさんとのコラボはもっとグッと来るはずです。是非。


落日 東京事変
作詞:椎名林檎
作曲:椎名林檎
君は産まれ僕に出会い春を憂い秋を見た
記憶を辿る過程であどけない君の写真に
認めたのは僕が所詮季節すら知らない事
現在では声を失くした君だけが映す月花
「当てにならないことばかり」って
嘆いたこの舌の根でさえも
乾く前に期待を仄めかす
まるで手応えの得られぬ夜
また一つ小さく冷えていく生命を抱いた
雪に生れ何時も笑い雨を嫌い此処に后た
確かなのは只唯一君のさっき迄の温もり
「何が悲しい?」と尋かれたって
何も哀しんでなど居ないさ
丁度太陽が去っただけだろう
微かな希望と裏腹に
ごく当たり前の白け切った夕日を迎えた
独りきり置いていかれたって
サヨナラを言うのは可笑しいさ
丁度太陽が去っただけだろう
僕は偶然君に出遭って
ごく当たり前に慈しんで夕日を迎えた
さあもう笑うよ