ベルヌーイカーブ

 ハサミを買った。PLUSの「フィットカットカーブ」
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 工作用や作業用に10本くらいは持っているのだけど。3000年の歴史を持つハサミの革命が起きている、と聞いて我慢できなかった。
メーカーのPLUSのサイトから

■軽い力でスパッと切れる新開発のカーブ刃!
根元から刃先まで切断に最適な刃の開き角度(約30°)を常に保つゆるやかなカーブを持った “ベルヌーイカーブ刃*”を新開発。刃の角度が常に一定なので刃の根元から刃先まで切る物をしっかりキャッチし、てこの原理を最大限に利用して従来品比約3倍の切れ味の軽さを実現しました。
開発に先立ち、家庭内でのはさみに関する調査を実施したところ、薄い紙を切る機会はわずか8%。ユーザーの92%が牛乳パック・段ボールなどの厚紙、プラスチック、布、ビニール、観葉植物など、しっかりとした切れ味が必要な物に使用しており、1番に「切れ味」が求められていることが判明しました。「フィットカットカーブ」は、力を要する硬い物から通常のはさみでは非常に切りにくかった軟らかい物まで、滑らかな切れ味を実現。多様な使途に対応します。
*刃のカーブを設計する際に参考にした、流体力学の祖とも言われる研究者ベルヌーイの名前から命名

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ベルヌーイカーブ
 すぐamazonで買おうと思ったら品切れ。出品者からは買えるけどamazonは軒並み品切れ。そうなると余計欲しくなる。そこで品ぞろえが馬鹿にできない町の文房具屋さんにダメ元で行ってみるとハサミコーナーに沢山ぶら下がっていた。びっくりして眺めていると「そのハサミ、すごいことになっているんでしょ?販売元もどこも品切れなんですって。だけどウチでは全然ブームにもなってないんですよ」と苦笑していた。僕だって人のことは言えない。今年の初めに販売されて知ったのは1年近くたった今なんだから。
 嬉しくて布用と紙用で専用にしようと思って2本買ってきた。
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※左がPLUSの「フィットカットカーブ」、右が今までの普通のハサミ。微妙に刃のカーブが違う。
 切れる。
 知らなければ普通に良く切れてるだけと思うかもしれない。だけど、逆にこのハサミをしばらく使って元のハサミに戻ってみると違いが歴然。特に厚い紙と薄いフィルム。厚い紙を切る時、ハサミの付け根近くはそれほど力を入れなくても切れるけど刃先の方になるとテコの原理で支点から作用点までの距離が長くなるから力が必要になる。このフィットカーブはそこからが違う。そのままの力で「スッ」と切れる感じ。
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 今までのハサミだと切ることができないでハサミに巻き込まれるだけの薄いフィルムもスパスパ切れる。何も意識しなくても。
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 でも、いくらハサミの切れ味がすごい!とか言っても、いい年した大人で工作のためにハサミを新たに買う人があまりいるとは思えないけど、ゴミの分別とかでダンボールや厚紙を切る機会の多い人や子どもを持つお母さんには共感してもらえると思うのだけど。
 これを読んで今すぐ試したくなったあなた。amazonに行ってもメーカーが品切れなんだからしばらく待つよ。僕の町の文房具屋さんには普通にぶら下がってますよ・笑!

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