カメラとしてのiPhone5

 日常を何でも記録する癖(へき)がある。デジカメが一般的になる前でも毎日写真を撮っては現像に出していた。だからデジカメを手に入れてホームページ(ブログというものはまだ世に無かった)を更新する時に、写真をアップして日記を書くまでに現像が仕上がってくる3、4日のタイムラグが無くなったこと、いちいちスキャナでPC(その頃はWindowsを使っていた)に取り込まなくて良くなったことが嬉しかった。今からでは考えられないほど解像度は低かったけど本当に嬉しかった。
 景色のいいところに行く時はデジタル一眼レフを持って行くけど、そうでなくても普段からコンパクトデジカメを持たないで外出することは無い。そして今、コンパクトデジカメさえ持たなくても良くなるかもしれない。iPhone5のカメラ機能がすごいのだ。綺麗。コンパクトデジカメの解像度を超えている。少し暗くても写る。
 いつも必ずカメラを持ち歩くのが大変だった、という僕のような人がもしいたら強力におススメしますよ。(いないか)
 百聞は一見に如かず。iPhone5のカメラの能力を見てみたい人のために、以下に今日カメラテストを兼ねて撮った写真とムービーを並べてみます。参考になれば。
 愛犬小春と昼の散歩。田んぼに水を引くためのコンクリートの水路にズルッと落ちた小春。残念ながら自力では登れずこの後、助けた。
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 次はムービー。田んぼの赤とんぼ。寒いのに最後の力を振り絞っていて余裕が無いのか、普通は近寄らせてくれない距離まで近寄らせてくれたけど(望遠機能はない)曇り空の下でこの鮮明な画像。Macに取り込んで見て驚いた。(YouTubeサイトで1080HDの画質を全画面表示で見られます。)

 小春と田んぼを散歩。スタートは家の裏の薄暗い林の下。そして逆光、近景、遠景。画質のチェックをしたい人はYouTubeサイトで拡大して見てください。720HD画質でアップしてます。

 走る車の中から田んぼを撮影。

 仕事場の隣の煙草畑。働き者のお百姓さんの仕事ぶりを尊敬していた。放射能を振り撒かれた今、生産を自粛要請されて作る事ができない。 No Nukes!
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 iPhoneを平行移動させながら撮影すると自動的にパノラマ写真にしてくれる。コンパクトデジカメも数枚の写真を撮るとカメラ内でパノラマに合成したりコンピューターでパノラマに合成するソフトもあるけれど、iPhone5では撮影したら一気に完成。この写真は撮影時に180度以上横に振りながら撮影した。
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