一歩ずつ

 「近いうちに」というのは何日くらいか?という国語みたいな話ばかりを、放射能が漏れ続けている国のリーダーたちがしているのを被爆地から見ていた。大の大人が大金をもらってやっている仕事。
 そして今日突然、衆院を16日に解散し12月16日に次期衆院選となった
 僕は被曝させられた体験を投票に込める。健康に被害は無いという党を信じることは出来ない。この国にある全ての原子力発電所を作り、たまたま事故が起きた時に政権の中心にいなかっただけで、民主党の対応のまずさを鬼の首をとったかのように、意気揚々と追求していた自民党の議員も党の姿勢も忘れない。原発をこの国にこんなに沢山作り、結果としてこんな悲劇が起きた時に、しなければいけなかったのはそんな事だったのか?そして今でも責任は感じていないようだ。
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※自民党の総裁選の前にFacebookで頻繁にシェアされていた写真。”最終的には「原発ゼロ」を目指す”との問に × 。5人とも出来るできない以前に、目指さないと。
 強いリーダーを選んであとはおまかせですまない事態だ。というか誰かに頼ろう全部おまかせしてしまおうという発想自体がこの国の原発の数に繋がっていた。反省。まずは自分の思い描く未来を邪魔しそうな党や議員には国会からひとりでも多くご退場願おう。そして自分でもよく考えて何でも政治家におまかせにしないでやっていこう。
 一歩ずつでも。動くはずが無いと思うものだって多くの人が望めば、少しずつだとしてもきっと前に進む。こんな風に・笑

 考えてみたら石を扱う僕らは持ち上げることは出来ない石でも、仕事の時、普段から普通にこうやって「石を歩かせて」動かしているんだった。右に左に傾けながら少しづつ前に傾けて。まさかモアイまで同じようにして動かせるという発想ができなかった。頭固いな。STONE HEAD。。。