金色の犬 新しい飼い主の元へ

今朝は仕事場のドラム缶の水が薄く薄く凍ってた。

水溜まりの表面の水が凍って残る氷を見るのがこの季節の楽しみ。

霜柱も。

例年なら何枚も厚着してウールのジャケット着てネックウォーマーや暖かい靴とか履いてやってるけどいつもと同じ服。制作には嬉しい異常な暖かさの冬。

でも全然喜べない。自然はバランス取る。絶対ぶり返しがある。なのでいつもと同じ様に凍ってくれて少しホッとする。

凍った四つ葉のクローバー。

自然の造形。

本当に面白いなぁ。

どうしてこんな形を作れるのか。

新しい石を彫り始めた。

今回思いついた形も十中八九、制作中に折れてしまいそうな形だ。

でも面白そうで我慢できない。どうして俺の頭はこうなのか。

テントの下まで持ってこられる大きさになった。これで雪が降っても大丈夫。暖冬でも備えだけはしておかないと。

昼飯に家に戻る。今日の昼飯は安売りの汁なし坦々麺の素を

白石温麺に乗せて。

彫り始めた白御影石にコアドリルで穴をあけた。冬がやってきて水が凍りまくる前に。

あ、僕の仕事場にはまだ冬がきてません。秋のままです・笑

φ52mm×17cmを3本 50分。φ32mmを2本 10分。約1時間で。これさえやっておけばいつ大雪が降って水が凍りまくっても大丈夫。でもさすがに終わり頃の水は冷たくなって長靴の中の足の指も手の指も感覚無くなった。

4日前に仕込んだ白菜漬け。

今日からいただきます。

皮だけじゃなくて実も入れた柚子が効いてて美味しいという自画自賛。

明日の居酒屋我家に向けてモツ煮作った。実は初めて作った。モツ煮が好きで頻繁に作って食べてる人で痛風になった人多いし、健康に配慮して自分で作るのは控えていたけど、還暦近くまで超健康に生きてきたので解禁することにした(笑)年に数回までの縛りつきで。初めてでよくわからないけどモツは臭み抜きに長ネギの青い部分や生姜の皮などと一緒に2回茹でこぼして

畑の大根やニンジン、ゴボウ、手でちぎったこんにゃくを味噌と醤油などで味付けした。ゆっくり冷まして味を染み込ませ明日もう一度煮る。

味見したら少し薄い。だけど煮込んで味が決まる煮物だからこのくらいにしておいて明日また火を入れてちょうどよくなる予定。美味しくできてますように。


 

昨年11月の個展の際にカミさんが亡き愛犬を思っていたずら書きした絵を伊達冠石に彫った作品は、初日の午前中にすぐに売れてしまった。

その後、それを欲しいという方が現れて話をしていたら、最近愛犬を亡くしたばかりで犬を彫った石を身近に置いて偲びたい、と言うのでその方の犬に寄せて耳を立てたり尾を巻いたりとデザインを変更して2パターン作った。伊達冠石の泥様部分を大地に見立てて残して磨いた石に下絵を写す。

ルーターで線彫り。

この線を元に

線を彫り直して塗装のためにマスキング。

金色の塗料で着色。さらに金ラメ加工。

マスキングを外して

砥石で余分な塗料を除いてラインを研ぎ出す。

ふたつ作った作品のうち今日、こちらの作品に決定した。

新しいご主人様はとても優しそうな方だから新しい飼い主のもとで幸せに暮らしておくれ。