初めての府中市美術館へ。
青木野枝の鉄の彫刻の個展「霧と鉄と山と」見た。良かった。
大小さまざまな輪の形に切り出した鉄を組み合わせて山のようなそこに流れる霧のような形が作られていた。板ガラスを組み込んだ輪も。部屋いっぱいで天井に届きそう。とても搬入できる大きさではないので聞いてみたら床を養生して青木さんの指示の元、若い衆が現場で溶接したのだそう。足場が無ければとても上の方は溶接できないだろうと思って更に聞くと、充分な強度があるので上の方は作品に登って作業したのだそう。
そして展覧会が終われば作品は解体して搬出される。
これまでも展覧会の期日とその空間に合わせて作品を作り
終われば解体するのがこの作家のスタイル。
ロビーの高い天井まで届きそうな作品と
市民から集めた使いかけの石鹸
そを使った作品以外は写真撮影が許可されていなかった。
だから輪を組み合わせた大きな作品がとても良かったけどそれを紹介する事はできない。(後日、今回の展示の冊子が作られるので予約してきた)
常設展に松本俊介やアバカノヴィッチ、立石大河亜なんかの作品もあって楽しかった。
こちら [Internet Museum] で展示の様子が少しみられます。輪を組み合わせた作品も。