レーキ

 部落総出の共同作業。田植えを目前に控えて用水路の確保。今回の僕の担当は大きな水路にたまったゴミやヘドロをレーキで引き上げてすくい取ること。3時間半ひたすら重たい泥を持ち上げ続けて手の握力は無くなり腰も痛い。でも一緒に作業した方の中には77歳の人もいて腰が痛いなんて恥ずかしくて言えない。それにしても日本の農業はお年寄りの肉体労働に支えられている。でも、後数年でその無理も通らなくなる。そんな構造が見えないから、安い食材を輸入して食べてれば良いじゃんって都会の人は感じるんだろうな。食糧自給率を上げるのは国の大事な仕事だと思うんだけど。共同作業の後、慰労を兼ねて公民館でお花見昼食会。刺身と団子でビールをいただく。
 夕食に痛い腰をさすりながら懸賞で当たったキリンの「日本のビールの先駆け」を飲む。
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